富野由悠季監督、ヒロイン役・村田秋乃の起用理由「声優事務所慣れしてなかったから」

35

2021年10月16日 09:50  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

写真『ブランパワード』を振り返った(左から)村田秋乃、富野由悠季監督
『ブランパワード』を振り返った(左から)村田秋乃、富野由悠季監督
 アニメ演出家の富野由悠季氏(79)が15日、都内で行われたサンライズフェスティバル『ブレンパワード』上映記念舞台あいさつに登壇。自身が23年前に手がけたアニメ作品を、ヒロイン役を演じた村田秋乃(46)らとともに振り返った。

【写真】23年の間にお母さんになった村田秋乃

 荒廃した近未来を舞台に、謎の海底遺跡オルファンをめぐり、“ブレンパワード”などの人形兵器(ロボット)が戦うストーリー。富野氏が総監督を務めて1998年にテレビシリーズが放送され、深い人間描写や“オーガニック・エナジー”などの用語が話題を呼んだ。

 この日、富野氏は、ヒロイン・宇都宮比瑪(ひめ)役に村田を起用した理由に触れ、「声優事務所の仕事をやってる人は大嫌いなの」と持ち前の毒舌トークを展開。「(村田の声を聞いて)5秒、10秒で“声優事務所してない声”だなと」とぶっちゃけた。一方、プロの声優も「非難するおぼえはまったくない」ときっぱり。「プロの方が枠を作ってくれないと、こういう素人(村田)は使えなかった」と説いた。

 対して、村田にとっては声優デビューとなった記念作で、「アフレコの練習すらしたことがなかった。ついていくだけで本当に精一杯だった」としみじみ。23年の間に結婚・出産を経験し、新たに母親の視点から『ブレンパワード』の魅力をアピールした。村田に感謝を込められた富野氏は「キャスティングはうまくいったという記憶しかない」と冗舌に。

 ときに「作りが悪すぎる」「(ファンに)見てくれとは言い難い」などと、ひょうひょうと自作を語った富野氏。当時うつ病を患い、「リハビリ的な作品だった」ことも明かし、「(闘病中に)アスファルトの上を歩いているととてもつらいけれど、土の上なら気持ちよく歩けた」と、アニメに込めた深いメッセージを解説。最後は「(『ブレンパワード』を)作り直したい。長生きするぞ!」と力を込めていた。

 イベントでは、ファン待望のブルーレイボックス『ブレンパワード Blu-ray Revival Box』が来年3月29日に発売されることも発表され、予告編を最速上映。『富野由悠季の世界』展で同作を担当した学芸員・若松基氏も登壇した。

このニュースに関するつぶやき

  • ブレンパワードは殆ど観てないが(苦笑)某宮崎駿と違いプロフェッショナルの声優の必要性や意義を理解した上で声優として敢えて殆ど擦れて無い手垢の付いてない素人新人を使う妙味って事なんだろうね?
    • イイネ!7
    • コメント 2件
  • ブレンパワードは殆ど観てないが(苦笑)某宮崎駿と違いプロフェッショナルの声優の必要性や意義を理解した上で声優として敢えて殆ど擦れて無い手垢の付いてない素人新人を使う妙味って事なんだろうね?
    • イイネ!7
    • コメント 2件

つぶやき一覧へ(25件)

オススメゲーム

ニュース設定