<溺愛を見せない父の背中>愛する娘を嫁がせるお父さんの思いとは?”花嫁の父”にドラマあり

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2021年10月16日 10:21  ママスタジアム

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娘を溺愛するパパのいる家庭では「この子は絶対、嫁にはやらない」という会話が聞こえることもありそうです。本気で「生涯独身を貫いてほしい」と思っているかはわかりませんが、それほど娘という存在は愛おしいものなのでしょう。ではママスタコミュニティに集うみんなのお父さんは、どんな気持ちで娘を送り出したのでしょうか?

先日あがったのは、「結婚するとき、お父さんはどんなふうだった?」というトピックでした。

手塩にかけて育ててきた、大切な娘が嫁ぐとき……



結婚式に列席した際、花嫁と腕を組みバージンロードを歩くお父さんの姿が心なしか寂しそうに見えたことがある人もいるのでは? 集まったコメントのなかでも多かったのは、やはり「父が寂しそうだった」という声でした。
『口では「おめでとう。よかったな」と言ってくれていたけど、これ以上ないぐらい寂しそうだった。「なんかごめん」と思った』
『私は三姉妹の末っ子で、父とは仲もよかったから寂しそうだった。口には出さなかったけど、表情や背中がね……。そんな父も亡くなって6年。いつも見守ってくれてると信じている』
寂しさは背中に滲むのかもしれません。さらに感極まってしまったのでしょうか、涙したお父さんたちもいます。
『私、ひとりっ子だしね。結婚式のスピーチで泣いちゃって、周りから励まされていました。私も父とたくさん遊んでもらった思い出がよみがえって……(泣)』
『結婚をすることを母から父に話してはもらっていたんだけど、私が自分の口で伝えたときは私に背を向けて「そうか……」とひと言。あとで母に聞いたら、泣いていたって』
これぞ、男泣きですね。

「うれしい!」「安心した!」喜びいっぱいのお父さん


寂しさを募らせるお父さんもいれば、逆に喜びいっぱいだったというお父さんたちもいました。
『三姉妹だからか、姉のときも私が結婚したときも「息子ができた!」と喜んでいた。今もよく男性陣で釣りに行ったり飲みに行ったりと楽しそう。年末に妹が結婚する予定だから、今から楽しそうだよ』
娘に伴侶が見つかった安心感、新たに息子ができた喜び……家族に訪れた幸せを満喫しているのかもしれません。とくに結婚する時期が遅めだと、心配していたぶん安心感のほうが大きくなるようです。
『私は32歳のときに結婚。ちょっと遅めだったからか「本当にいいんですか? 返品不可ですよ(笑)」と言われ、恥ずかしかった』
娘の幸せがずっと続くように、冗談めいた言い方ながらも結婚相手にちゃんとくぎを刺す、素敵なお父さんですね。

「結婚して本当に大丈夫なのか?」お父さんは心配症



結婚に反対していた、頑固だった、末っ子だったから、遠くで暮らすから……さまざまな理由から「娘を心配していた」というお父さんたちもいました。
『ダンナがお金のない人で反対された結婚だったから、さぞ心配しただろうなとは思う。私はひとり暮らし経験もなく、結婚を期に遠方へ引っ越し。寂しかっただろうな。昭和の頑固親父だから、そんな素振りは見せなかったけど』
『心配はしてたかも。当時すでに30歳くらいだったけど、末っ子の私のことはずっと子ども扱いだったから。結婚して県外に住むなんて「やっていけるのか?」と。結婚式で私は号泣だったけど、父は顔色が悪かったもん。結婚して10年で父は病気で亡くなっちゃったんだけど、いまだに心配されているような気がする』
お父さんにとっては、いつまでたっても”かわいい娘”なのでしょうね。ママたちも自分が親になったからこそ、当時の父親の心配がより理解できるようになったのではないでしょうか。

それぞれの父娘にドラマあり。ちょっとせつない思い出


結婚式当日、そして式のあと……印象的なドラマのあった父娘もいます。
『今年、父が亡くなった。今ふと結婚式のときの父を思い出したら、泣けてきた。教会式だったから、父と腕を組んで入場したんだよね。一歩前に進むたびに小さい声で「頑張って暮らせ」「身体に気をつけるんだよ」「幸せになれよ」と言ってくれた』
『父はすごくテンションが上がっていた。披露宴では「はよ嫁に行ってくれて、安心。帰ってくんな(笑)。ばいばい」と笑っていたから”なんだ、この人!”とカチンときていた。でもしばらくして母から「お父さん、式が終わってから1週間くらいずっと気が抜けていて。家でしゃべらなくなって、大変だったんだよ」と聞いたなぁ』
集まったコメントを見ているだけでも、いろいろなタイプのお父さんがいます。ただ、ちょっぴりせつないところは共通していますね。この先もせつないドラマは繰り返されていくのでしょう。

さて、みんなのお父さんはどんな気持ちで送り出してくれましたか? 結婚したばかりの頃は聞けなかった人も、今なら互いにじっくり話せるかもしれません。なかにはすでに父親を亡くしてしまった人や、感染症の影響でなかなか会えない人もいるでしょう。だからこそ一緒に過ごせる時間を大切に、もし機会があれば一度尋ねてみたいものですね。

文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・Ponko

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  • たまに実家に寄っても「おう、いらっしゃい」と言ってそそくさと書斎に行ってしまう父。「あんたが嫁いでからずっと、あんたのことばかり心配してた。上手くやれているか、可愛がって貰っているか、腹一杯メシは食えているかって」父の納骨の日、母から聞いた話。知らなかった。
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