「14種約700匹のクラゲが全て水族館生まれ」「クラゲには脳がない」 すみだ水族館に行ったら妖しくも美しいクラゲの魅力に目覚めてしまった話

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2021年10月16日 12:42  ねとらぼ

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ねとらぼ

写真ガラス床デッキは不思議な感覚が味わえる
ガラス床デッキは不思議な感覚が味わえる

 すみだ水族館(東京都墨田区)で10月1日〜31日に開催されている期間限定イベント「ハロウィン in すみだ水族館」に行ってきました。そこにはクラゲ好きにはたまらない空間が! たっぷりと撮影してきたので、幻想的な美しさをお楽しみください(撮影:當山カナ)。



【画像:クラゲと海の生き物たち(画像39枚)】



 水中をゆらゆら、ふわふわと気持ちよさそうに漂うクラゲ。自由気ままな姿を見ていると癒やされる、なんて人も多いのではないでしょうか。



 ここすみだ水族館には、館内に14種約700匹ものクラゲが展示されています。特筆すべきは、その全てが「すみだ水族館生まれのクラゲ」であること。館内のラボで飼育スタッフによって飼育・繫殖作業が行われ、展示用水槽に続々とデビューしていくんだそうです。



 さて、早速本イベントの「クラゲとハロウィン」が開催されている万華鏡トンネルに足を踏み入れると……。まず驚くのが、壁と天井に敷き詰められた約5000枚の鏡たち! まるで万華鏡の中に迷い込んだかのようにキラキラと輝く空間には、おばけや魔女たちなどの内装が施され、BGMもちょっぴりホラーな雰囲気。その壁面に埋め込まれた水槽には、にやっと笑うジャックランタンと遊ぶように、クラゲたちが自由気ままに漂っています。ミステリアスながらも、なんだか楽しそう。



 ここではハロウィンとクラゲのコラボを楽しむだけでなく、各水槽に「実は目がいっぱいある」「クラゲは眠らない」など、クラゲに関する七不思議が貼られており、人に話したくなるようなクラゲ知識を学ぶこともできます。



 筆者が印象に残ったのは「クラゲには脳がない」というもの。脳がないのにどうやって進行方向を決めたり、エサを食べたりしているの……?



 すみだ水族館の広報担当 大橋諒さんに話を聞いたところ、進行方向を決めて泳いでいるように見えるクラゲですが、実は水流に身を任せているだけなんだとか。そのため全水槽内で絶妙な水流を発生させており、クラゲたちがそれに乗って気持ちよくふわふわと漂えるようにしているんだそうです。知らなかった。



 そしてクラゲがエサを食べるのは、現段階の研究では「食べる」という意思をもった行動ではなく、エサに対する「反射」を行っているのではないか、といわれているとのこと。



 ただ、まだクラゲに関する研究は進んでいないものが多く、謎に包まれている部分が多々あるため、全てのクラゲに対していえるわけではないようです。ビジュアルだけでなく、存在そのものもミステリアスだったのか……。



 スロープ内の水槽前にはイスも用意されており、カップルや家族で不思議なクラゲ空間を心ゆくまで堪能(たんのう)できます。スロープを抜けると、異世界から現実世界に戻ってきたかのような感覚になりました。



 期間限定の「クラゲとハロウィン」だけでなく、2020年7月にリニューアルした「クラゲエリア」も見所の1つ。約500匹のミズクラゲが漂う巨大水槽「ビッグシャーレ」は、その迫力だけでなく、“上からクラゲをのぞき込む”というなかなかない体験にテンションが上がります!



 階段をのぼるとガラス床デッキが設けられており、たくさんのクラゲたちの上に立っているような不思議な感覚も味わえました。色鮮やかなライトに照らされるクラゲたちは妖艶で美しく、ついつい長い間見入ってしまいました。



 クラゲ好きの人はぜひ、5階のマゼランペンギンの水槽近くにあるラボにもご注目を。こちらでは、前述したクラゲの繁殖活動がスタッフによって行われており、生まれたばかりのとても小さなクラゲの赤ちゃんたちを見ることができます。生まれて数日のクラゲの赤ちゃん、もう本当に小さくて、かわいすぎました。



 その他、三角関係や元カップル、浮気癖やストーカーなど昼ドラ並みの相関図が面白すぎるマゼランペンギンたちや、エサやりやお散歩が間近でみられるオットセイ、小笠原諸島の海をイメージし、巨大なシロワニやマダラエイが大迫力の「小笠原大水槽」、個性豊かな金魚を楽しめる「江戸リウム」など、海の生き物たちの常設展示も盛りだくさん。



 ちなみに、飼育スタッフの「個性豊かなペンギンたちをもっと好きになってほしい」という思いから、「すみだペンギンファンクラブ」(10月1日よりスタート)も立ち上げたんだそうです。愛が深すぎる。



 館内は順路が決まっていないため、好きな順番で好きなだけ、たっぷりと海の生き物たちの展示を楽しむことができます。また、たくさんのイスやソファが水槽前に置かれているため、“座ってぼーっとクラゲや生き物たちを鑑賞する”なんてのも楽しそう。



 自然が生んだ芸術品であるクラゲの美しさや、海の生き物たちを間近に感じられるすみだ水族館。写真だけでは分からない生き物の魅力を再発見しに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。



【展示】知ると、もっとふしぎになる 万華鏡トンネル「クラゲとハロウィン」



開催日程:2021年10月1日〜31日‌



開催場所:「万華鏡トンネル」エリア‌



展示生物:ミズクラゲ、キャノンボールジェリー‌



※展示生物は、いきものの体調などにより予告なく変更する場合があります。



【ワークショップ】クラゲのモビールをつくろう!「クラゲくらべ」



開催期間:2021年10月1日〜31日



開催場所:5階 アクアカデミー‌



開催時間:平日 11時〜16時



土日祝 10時〜17時(最終受付はそれぞれ30分前まで)



参加費:無料 ※入場料別途必要



参加方法:当日受付



すみだ水族館



住所:〒131-0045 東京都墨田区押上一丁目1番2号 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F



TEL : 03-5619-1821(開館時間から18時まで)



営業時間:平日10時〜20時 土日祝9時〜21時



休館日:無し(年中無休) ※水族館のメンテナンスやイベント等により、 ご入場ができない場合があります。あらかじめご了承ください。


このニュースに関するつぶやき

  • 海月姫を思い出したわw クラゲってなんかこう、妙に幻想的だよね。
    • イイネ!18
    • コメント 4件
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