ライオンにくわえられ息絶えた母猿、その母にしがみつく子猿の姿に「自然は残酷」(南ア)

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2021年10月17日 05:11  Techinsight Japan

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写真撮影した写真家も「胸が掻き立てられるほどだった」と吐露
撮影した写真家も「胸が掻き立てられるほどだった」と吐露
自然は時に残酷である―そんな気持ちにさせられるライオンと猿の親子の写真が『The Sun』『The Daily Star』などで取り上げられ注目されている。撮影されたのは南アフリカ共和国の私営動物保護区で、ライオンにくわえられ息絶えた母親には、まだ生きている小さな赤ちゃんがしがみついていた。

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ライオンの餌食になった猿の親子の写真を撮影したのは、南アフリカ東部にある私営動物保護区「ジマンガ・プライベート・ゲーム・リザーブ(Zimanga Private Game Reserve)」でサファリガイド兼写真家として活躍するヘンドリー・ヴェンターさん(Hendri Venter、60)だ。

その日、客の案内をしながらライオンの後を追っていたヘンドリーさんは「7頭のライオンのうち、オスの1頭が何かを追って低木帯に入っていくのに気付いてね。そのオスが振り向いた瞬間、それが猿だとわかって慌ててカメラを構えたよ」と当時を振り返る。

そのオスから約20メートル離れた場所にいたというヘンドリーさんはその後、カメラのレンズを通し自然の残酷さを目の当たりにすることになる。

ヘンドリーさんは、当時の生々しい様子をこう語っている。

「ライオンはすでに息絶えた母猿をくわえていて、血だらけの母には無力な赤ちゃんがしがみついていたんだ。それを見た時は、胸が掻き立てられるのを覚えたよ。私は何をしてやることもできなかったからね。」

「そして1分も経たないうちに、そのオスは母猿を貪り食い始めた。するとすぐに兄弟の若いオスライオンがやってきて、母猿から子猿を引き離したんだ。子猿はそのオスに殺され食べられてしまったよ。」


弱肉強食の世界とはいえ、ヘンドリーさんの写真は衝撃的だ。自らも血に染まり、動かなくなった母の胸をギュッと掴む子猿の目は怯え、無力感で溢れている。


ヘンドリーさんは「野生動物の残酷なシーンには何度も出くわしているけど、あれはこれまでの中で最も酷かった。自然は信じられないくらい素晴らしいが、恐ろしくて残酷でもある。それが現実なんだ」と複雑な心境を明かし、「私たちの人生には常に生と死がつきまとう。ただそれと向き合うのは決して易しいことではないね」と述べた。


ちなみに南アフリカの国立公園では2018年、密猟者によって殺され、角を切り落とされた母親のそばで鳴き続ける子サイの姿が撮影された。子サイは微動だにしない母親のそばで歩き回り、寄り添い、時には乳を飲もうとしていたという。

画像2〜6枚目は『The Sun 2021年10月15日付「MOTHER NATURE Heartbreaking moment baby monkey clings to dead mum as lion sinks teeth into her blood-soaked body」(Credit: Mediadrumimages / Hendri Venter)』『The Daily Star 2021年10月15日付「‘Helpless’ baby monkey clings to mother’s dead body as it hangs out of lion’s mouth」(Image: Mediadrumimages / Hendri Venter)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

このニュースに関するつぶやき

  • ナショジオでキリンのパターンを観た。子キリンがライオンの餌食になり、息絶えた子キリンを見捨てる事が出来ず母キリンも…ちなみにラーテルはランオン数頭の攻撃に数時間耐えた防御力を持つ。
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  • 草木は食べられる事で草食動物を生かし、草食動物は食べられる事で肉食動物を生かし、肉食動物はその屍で草木を生かす。命は循環することで保たれている。堰き止めれば澱むのは水と同じ。
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