丸山茂樹、池田勇太に注文「若いうちに優勝を積み上げて」そのわけは?

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2021年10月17日 07:00  AERA dot.

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写真丸山茂樹
丸山茂樹
 ゴルファーの丸山茂樹さんは、国内ツアーで残念な結果になった池田勇太選手、メジャーで破格の活躍を見せた大谷翔平選手について語る。


【池田勇太選手の写真はこちら】
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 国内男子ツアーの「バンテリン東海クラシック」(9月30日〜10月3日、愛知・三好CC西コース)は単独トップで出たチャン・キム(31)が逃げ切って、ツアー通算6勝目を飾りました。


 池田勇太(35)が2打差の2位でした。今年は試合ごとの浮き沈みが激しいので、いろんな不安を抱えてたり、けがでもしてるのかなと思いながら見てます。僕自身あんまりゴルフ場に行けてないので、選手とも前みたいにコミュニケーションとれてないってのが現状でして。いつもだったら「どうなの?」なんて感じで話を聞くんですけどね。



 勇太にはまず、2009年からの11シーズン連続優勝の記録を更新して、あと4勝に迫った通算25勝を挙げて永久シードも獲得してほしいところですけどね。ちょっと調子がよければ、ああやって優勝争いができるんで。


 35歳を過ぎてくると、それなりに思うことがあったり、体のいろんなところに違和感が出たりすると思うんです。なるべく若いうちに早く優勝を積み上げてね。勇太の実力があれば決められるはずなんで、頑張ってもらいたいと思ってます。


 優勝したチャン・キムは、次の試合会場の千葉まで自分で運転して向かったそうですね。僕も若いときは結構車で行ってましたね。あとは、こういう時期なので公共交通機関をできるだけ利用したくないというのもあるんじゃないですか?


 それから、みよし市の試合会場から名古屋駅まで行くことを考えると、すぐ高速に乗って行っちゃった方がいい、とかね。チケット買ったりなんだかんだしてたら、すぐ1時間ぐらい経っちゃうし。「結局、着く時間は一緒じゃない?」って。東京駅でまた乗り換えないといけないし。僕も年齢がいってくると、マネジャーに「車で先に行ってて。電車で行くから」って、よく言ってましたけどね。



 さて、メジャーリーグのホームラン王争いをしていた大谷翔平君(27)のシーズンが終わりました。ホームラン46本でトップに2本届かず、ピッチャーとしては9勝でした。野球の場合は細かい記録がいっぱいあって、僕には把握できないところがありますけど、まあでも専門家の話を聞いてると、とてつもないことをなし遂げてるんだなというのは強く感じてます。


 来年に向けて、「これぐらいで許しといたろか」ぐらいの感じでいるんでしょうかね。ハハハ。我々の業界だと複数年にわたって頑張ってなんぼと言われますけど、まあもう、大谷君は活躍のケタが違うというか。とてつもなく素晴らしいシーズンだったと言うしかないですね。


 あの舞台で誰もやったことがないことを日本人がやってるってのは、とても誇らしい。盗塁も26回も成功させて。イチロー君でも別格だと思ったのに、さらに異次元の世界を見せてくれましたよね。


丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表監督を務めた。セガサミーホールディングス所属。

※週刊朝日  2021年10月22日号


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