『イカゲーム』のビョンホンが話題!ヨン様、ドンゴン、ウォンビン「韓流四天王」の今

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2021年10月17日 16:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

(左から)イ・ビョンホン、ぺ・ヨンジュン、チャン・ドンゴン、ウォンビン

 “世界一位(拍手の絵文字) 日本のエンタメもそろそろ、食らいつかないとヤバい。けど本気で尊敬。”

 賀来賢人がインスタで称賛を送った韓国ドラマ『イカゲーム』。Netflixのオリジナル作品として全世界配信され、9月27日時点で世界83か国のうち76か国のテレビ番組部門で1位に。日本のランキングでも連日1位に輝いた。

 大金を手にするために命をかけてゲームに挑むストーリーから、韓国版『カイジ』と言われている『イカゲーム』。このドラマの重要なキャラクターでカメオ(友情)出演しているのがイ・ビョンホン。SNS上ではドラマを見終わった人から、

《イカゲーム見終わった!! イ・ビョンホン出てくるって知らなくて鬼びっくりした》

《イカゲーム完走。 久しぶりにイ・ビョンホンssiが見れて嬉しかったな》

 といったコメントが。ハリウッド作品にも出演し、カンヌ映画祭のプレゼンテーターを務めるまでになったトップスターの彼がサプライズで登場したため、驚いた人が多いようだ。

イ・ビョンホンと“5億円脅迫事件”

 昨年のドラマ『愛の不時着』の大ヒットや、BTSの活躍で第4次韓流ブームが到来しているが、2004年、最初の韓流ブームを巻き起こした“四天王”のひとりがビョンホンだった。“キラースマイル”の愛称で多くの日本女性を虜にし、ファンを集めたイベントを開催すれば東京ドームが埋まる人気ぶりだった。そんな彼が、現在、韓国でどんな評価を受けているのか韓国在住の記者に聞くと、

イ・ビョンホンは、日本で人気が出た以降も作品に出続け、韓国で確固たる地位を確立しています。一度女性問題で叩かれましたが、自粛後は恋愛要素がないストーリーの作品に出演。演技に関しては、誰も彼を否定することができません

 この女性問題というのが、妻で女優のイ・ミンジョンと結婚したばかりの'14年に起きた“5億円脅迫事件”。ガールズグループのメンバーとして活動していた女性と友人モデルが、ビョンホンと食事をした際の会話や動画、コミュニケーションアプリでのやり取りを記録し、ネット上で拡散させると脅して約5億円を要求した(ふたりの女性には、ビョンホンを脅迫した容疑で懲役1年、執行猶予2年の判決が言い渡された)。この一件で離婚するのではとささやかれた夫婦だったが、すぐに男児が誕生。危機を乗り越え、さらに絆が深まったのか“おしどり夫婦”と呼ばれるように。

イ・ミンジョンさんに対して“旦那はあんななのに”って言う人は、少なくなりましたね。最近、彼女をバラエティー番組でよく見かけます。少し前の番組で、自宅で料理している姿を公開したんですが、その映像を撮っていたのがイ・ビョンホンさんでした。お子さんの声も聞こえてきて、幸せな家庭そのものでしたね

 と話す韓国人記者は、妻のミンジョンにインタビューをしたことがあるという。

プライベートなことを聞かないでと事前に伝えられていたにもかかわらず、ミンジョンさんから話してくださって。お子さんの話や“夫が健康ドリンクを買ってきてくれたのよ”とか。飾り気のない親しみやすい人柄で、イ・ビョンホンさんはいいパートナーを選ばれたなと思いました

 途切れることなく作品に出演し続け、自身が立ち上げた芸能事務所には人気俳優が多数所属するまでになったビョンホン。韓国囲碁界で伝説と言われるふたりを描いた映画『勝負(原題)』の公開が控え、現在、ハリウッド作品に挑戦している『梨泰院クラス』のパク・ソジュンと共演する映画『コンクリート・ユートピア』への出演も決定と、公私ともに順風満帆だ。

姿を消したチャン・ドンゴンとぺ・ヨンジュン

 ビョンホンの妻・ミンジョンがインスタ上でメッセージを送るほど仲がいいのがチャン・ドンゴンの妻のコ・ソヨン。

誰もが憧れる美男美女ぶりから韓国では“世紀のカップル”と呼ばれたふたりです。先日の芸能ニュース番組で約11億円のマンションを購入し、生活していると伝えられていました。韓国の芸能人は売れると投資目的に不動産を購入することが多いのですが、彼らもそう。ただ、チャン・ドンゴンさんは親友の俳優チュ・ジンモのハッキング事件以降、まったく表舞台に出てくることはありません。CMもすべてなくなりましたし

 チュ・ジンモの事件というのが、昨年、韓国のハッカーがジンモの携帯電話をハッキングし入手した個人情報を元に金銭を要求したというもの。流出した情報の中にはドンゴンとのメッセージのやり取りもあり、露出の高い女性の画像を見ながら品定めする内容や、芸能界の人物の下ネタ話で盛り上がっていたと報道され、大幅にイメージダウン。いまは、自粛期間のようだ。

 気になるのがほかの四天王たち。最近、近況を聞かないヨン様こと、ペ・ヨンジュンはどうしているのだろうか?

まったく姿を見せませんね。芸能ネタを扱った番組で、不動産王とか、豪華旅行に行った芸能人というようなランキングで名前を聞くくらいです(笑)。ランキングのトップに入ることはないですね。高額旅行をした芸能人のトップは、BTSでした

 ヨンジュンと結婚し、1男1女の母となったパク・スジンは、'17年第一子を出産した際にICUの中にマネージャーや両親を入れ、食べ物を差し入れさせたとネットに書き込まれ、炎上。実際には両親だけがICUに入り、差し入れはなかったと本人が文書で否定し、一連の行動を謝罪したが、彼女を批判する声は大きかった。

 事件から3年たった昨年、久しぶりにSNSを更新させたスジンは、今年からヘアケアブランドのイメージモデルで芸能活動に復帰した。ただ、SNSにアップするのは、自撮りや風景などの写真。夫や子どもが写っているものや、イメージさせる写真はまったくない。

 ヨン様のことで聞こえてくるのは、自身が立ち上げた芸能プロダクションを売却したのち、コンサルタントとして活躍するほかに、投資でも成功。資産が150憶円を超えているという報道くらい。

もともとペ・ヨンジュンさんは演技派というイメージの俳優ではなかったですし……。たまに、バラエティーで『冬のソナタ』のパロディを見ることがあるのですが、そこから“また、ヨン様の演技を見たい”という話にはならないですね。実業家のほうが彼の肌には合っているのだと思います。ヨン様以上に四天王の中でいちばん復帰が期待されている俳優が、ウォンビンだと思います

YouTubeで話題になるウォンビン

 “韓国のキムタク”と呼ばれるイケメンで、韓流四天王のひとりだったウォンビン。映画『パラサイト』でカンヌ国際映画祭の最高賞、パルム・ドール賞を獲得したポン・ジュノ監督作品『母なる証明』('09年)や翌年の映画『アジョシ』以降、まったく俳優活動をしていない。

“大作への出演が決定”というニュースが流れても、そのあとなにかしらの理由で覆されることが多いです。オファーされた役柄と違ったとか、プレッシャーが大きすぎるとか理由はさまざまですが。最近も10年ぶりにドラマ『プルガサリ』で復帰か? と報道されましたが、事務所が否定しました。ただ、ウォンビンと妻で女優のイ・ナヨンはCMがなくなることがないんです

 夫妻は同じブランドの別のコービー商品のCMにそれぞれ出演中。夫はほかにアパレルブランドのイメージモデルに、妻は化粧品などのイメージモデルを務めている。

ふたりとも家庭を大切にしていて、まったく私生活を公開しません。神秘主義というか。CMでしか見ることができないということで、さらに希少価値が上がっているんじゃないですかね(笑)。ウォンビンの映画『アジョシ』は10年以上前の作品になりますが、いま見てもカッコいい。最近も韓国の人気YouTuberが名作映画として紹介していました。採り上げられるたびに、また人気が復活するんです。こうやって期待されることで、また作品に出にくくなっちゃうのかなとも思いますけど(笑)

 イ・ビョンホン、ペ・ヨンジュンといった俳優たちが旋風を巻き起こした第1次韓流ブームから約20年。いまのブームを牽引するBTSや、ヒョンビン、パク・ソジュンたちは20年後、どんな姿で私たちを楽しませてくれているだろうか?

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