副反応で話が合う?非接種同士も…ついに「ワクチン・マッチングサービス」が登場

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2021年10月17日 22:10  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

写真株式会社ハイパーエイトが運営するマッチングサービス『OZENファイザー』のHP
株式会社ハイパーエイトが運営するマッチングサービス『OZENファイザー』のHP

《同じワクチンだから仲良くなれる》

《副反応という共通点》

《集団接種という共通点》

《モデルナ製ワクチンの場合は副反応で熱が出やすいよね!同じ経験をしている者同士なので話が合うよ!》

《ファイザー製ワクチンの場合は市区町村が用意した集団接種会場でワクチン摂取している場合が多いよね!接種会場の話で盛り上がろう!》

 これらは、つい先日生まれた、新型コロナウイルスの“ワクチン接種の有無”、また“接種したワクチンの種類”で区分けした新たな『マッチングサービス』の文言。運営するのは、マッチングサービス『OZEN』を提供してきた株式会社ハイパーエイト。同社はこれまでにも大学別マッチングサービス『OZEN早稲田』『OZEN慶應』、また職種限定の『OZENエンジニア』などの恋人紹介のサービスを運営してきた。

『OZEN(オゼン)モデルナ』は、モデルナ製ワクチン接種者限定。『OZENファイザー』は、ファイザー製ワクチン接種者限定。『OZEN非接種』は、ワクチン非接種者限定と、それぞれユーザーは限定されている。『OZEN非接種』では、《非接種同士だから仲良くなれる》《ワクチン非接種同士なので話が合うよ!》という文言が踊る。

運営側が恋人を決めるシステム

 ハイパーエイト代表の五十君圭治氏に、今回の“ワクチンマッチングサービス”誕生の経緯について話を聞いた。

「ワクチンの種類、接種の有無で分けた『OZENモデルナ』『OZENファイザー』『OZEN非接種』は、『OZEN』の特別企画でして、10月12日からスタートしたものになります。元々の『OZEN』は去年の4月から運営しています。コンセプトとしては、“付き合ってから好きになろう”というもの。『OZEN』には、運営側に“プランナー”がおりまして、プランナーが恋人を決めるというシステムをとっています。年齢、趣味、お酒を飲むか飲まないか、結婚を考えている時期等、登録されたプロフィール情報から総合的に判断させていただいて、恋人になってもらう。そこから2回デートをして、そこで真剣交際に進むか、別れるかを決めてもらいます。

 現在はアプリなどが特にあるわけではなく、運営側で恋人を決めさせていただいたら、結婚相談所で言うと仲人さんと似た立場の“エンジェル”というスタッフがいるのですが、その仲人的なスタッフと運営側が決めた男女の3人のLINEグループを作り、そこでエンジェルがいろいろお膳立てをするという形になります。初デートの前に、LINEグループで共通点をシェアしてもらったり。今、エンジェルは90人くらいいるのですが、9割以上は元々『OZEN』のユーザーになります。ユーザーとしてカップル成立した人などが現在エンジェルを務めています」(五十君氏、以下同)

『OZENモデルナ』『OZENファイザー』『OZEN非接種』もこのような形でマッチングする。なぜこの企画を思いついたのか。

「今、私も個人的にマッチングアプリを使っていますが、プロフィール欄などに“ワクチン2回接種済み”とか書いている人がすごく多いんです。これからはワクチンを“接種しているか・していないか”が大事になってくる。ただワクチンを接種しているかの確認だけだと、他のサービスもやられているので、ファイザーとモデルナ、そして非接種で分けると面白いかなと思って今回企画してみました」

 ちなみに接種の証明は?

「接種の証明は、現在は自己申告となっております」

 サービススタートからまだ数日ではあるが、現在のカップリング数は。

ファイザーで4組、モデルナで2組、非接種で5組となっております」(取材日である10月14日現在。以降サービスの数字はすべて取材時点)

データに見られた“ワクチン格差”

 現時点で集まったユーザーを、『ファイザー』『モデルナ』『非接種』でそれぞれ比較すると、様々な数字が浮かび上がってきたという。

「3つのサービスの合計で、現在ユーザー数は男性が201人、女性が157人の計358人です。ファイザー・モデルナ・非接種でユーザーを比較すると、年齢などさまざまな部分で差異出ています。非接種のユーザーは現在合計93名で、女性の平均年齢が38歳。非接種の女性ユーザーの大卒率は24%。ファイザー・モデルナと比較して低くなっております。

 モデルナは合計137名。女性は47名で平均年齢は27歳と非接種と比較して若くなっています。そのうち女性の大卒率は84%と出ています。職域接種の人も多く、おそらく大手企業の人が多い。

 また、東京・神奈川・千葉・埼玉・京都・大阪・兵庫を“都心”と定義して、都心とそれ以外で比較しました。モデルナ・ファイザーのいずれかのワクチンを接種した女性ユーザーはどちらも90%ほどが都心在住、一方非接種のユーザーの都心在住者は37%に留まっています。結果的にワクチン格差のようなものが浮き彫りになっており、興味深いなと思っております」

 3つのワクチン関連のマッチングサービス。料金は共通して男性が月額6000円で、週に1名恋人が紹介されるシステム。女性は無料となっている。今後の展開はどのように考えているのか。

「今回のワクチンに特化したサービスだけに限りませんが、アプリなども含めて現在のマッチングサービスは、モテる人の総取りになっています。この状態ですとリアルの世界と変わらず、モテる人がよりモテるだけ。自分のミッションは“少子化を解決したい”と考えています。

 今のマッチングアプリは、容姿や条件など表面的な要素で決まってしまっています。ワクチンのものも含め、『OZEN』の場合は、まず付き合ってもらって、中身を知ってもらうことで、少し条件の悪かった人などこれまでなかなかマッチングできなかった人も、中身を見てもらうことで、全員が恋愛できる世界を作りたいと考えております」

 リアルな出会い、お見合い、マッチングアプリ……出会い方はそれぞれながら、人々は容姿・収入・結婚観・家柄・親との同居など、さまざまな要素で恋愛相手、結婚相手を選んできた。今後はここに“ワクチン接種の有無”も、入ってくるのかもしれない。

このニュースに関するつぶやき

  • 確かにワクチン接種の有無は価値観の違いを浮き彫りにする材料のひとつかもしれないw
    • イイネ!1
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