ヤクルト・清水が日本新48ホールド 解説陣はブルペン支える柱を称賛

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2021年10月18日 07:24  ベースボールキング

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ヤクルト・清水昇
◆ 浅尾とバッテリー組んだ谷繁氏も賛辞

 ヤクルトの清水昇投手(25)が17日、敵地でのDeNA戦で今季48ホールド目を記録し、2010年に浅尾拓也(中日)が記録した47ホールドのNPB記録を更新した。

 清水は1点リードの8回に登板。二死後に4番・牧秀悟に右翼線二塁打を許し、申告敬遠と捕手・古賀優大の打撃妨害で満塁のピンチを迎えたが、7番・大和を右飛に仕留めてピンチ脱出。中1日の登板でチームを勝利に導く好リリーフを見せた。

 17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した齊藤明雄さんは「リリーフ陣がもう完璧ですね。誰が出ていっても絶対抑えてくれるという自信を持って、高津監督はベンチから送り出していると思う」と、ヤクルト中継ぎ陣の働きぶりを称えつつ、「清水なんかはボール自体も当然速いんですけど、悔いの残らないようにピッチングしたいというボールで、打者に向かっていっているからこういう成績を挙げられているんじゃないか」と、強気な投球が好成績に繋がっていると分析。

 また、浅尾とバッテリーを組んでいた経験もある谷繁元信さんは、既に2年連続『最優秀中継ぎ』のタイトル獲得を決めている清水について、「2年連続ですから。相当体が強いですよね。まずそこです。毎日投げるということは準備も必要ですから、そういうこともきっちりできている証拠だと思います」と、日々のコンディション管理という側面にも言及し、その奮闘ぶりを称賛した。

 清水は帝京高から国学院大を経て、2018年のドラフト1位でヤクルトに入団。1年目は先発にも挑戦するなか11試合で0勝3敗、防御率7.27と振るわなかったが、2年目の昨季に30ホールドポイント(HP)をマークし初タイトル。今季はここまでリーグトップの69試合に登板して防御率2.51、3勝6敗48ホールド(51HP)で2年連続最優秀中継ぎのタイトルを手中に収めた。

 番組MCを努めた岩本勉さんは「デビューした頃に凄く鼻息の荒いピッチャーが出てきたなと思って見ていたんですけど、それが様になって、落ち着きをしっかり持って投球するピッチャーになっているんですよね。すごい成長です」と、ピンチにも動じず腕を振る姿に感嘆。大卒3年目で大車輪の働きを見せる右腕は、いまや首位躍進を続けるヤクルトブルペンに欠かせない存在となっている。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

このニュースに関するつぶやき

  • こういう投手が居れば優勝は出来ますが、その投手自身の来年や再来年のコンディションが心配になります、そういう投手が日本記録を残したって次年次々年はまず故障が常��
    • イイネ!1
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