セリエA第8節が行われ、ナポリとトリノが対戦した。
開幕から唯一のセリエA全勝を遂げているナポリは、前半からヴィクター・オシムヘンを中心にトリノゴールを脅かす。そして25分にはPKを獲得すると、これをロレンツォ・インシーニェが蹴ったものの、トリノのGKバンヤ・ミリンコビッチ・サビッチのセーブにあって得点とはならない。
このままスコアレスで折り返した後半もナポリが優勢に。57分、マリオ・ルイの蹴ったFKにジョバンニ・ディ・ロレンツォが頭で合わせて先制したかに思われたものの、これはVARでオフサイドが取られ取り消しに。続く63分には、オシムヘンのパスを受けたイルビング・ロサノが右足でゴールを狙うも、シュートはポストに阻まれた。
それでもナポリは81分、攻め上がったカリドゥ・クリバリとドリース・メルテンスの連携で守備ブロックを崩すと、トリノのクリアボールが跳ね返ったところにいち早く反応したのはオシムヘン。打点の高いジャンプからヘディングでゴールへ叩き込み、終盤に値千金の得点を奪った。
試合はこのまま終了。オシムヘンの決勝ゴールでナポリがなんとか勝ち点3をもぎ取り、開幕から無傷の8連勝を達成した。
次節、ナポリは24日にアウェイでローマと、トリノは22日にホームでジェノアと対戦する。
【スコア】
ナポリ 1−0 トリノ
【得点者】
1−0 81分 ヴィクター・オシムヘン(ナポリ)