原・巨人がCS進出危機 腹心・元木、宮本両コーチの株も暴落

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2021年10月18日 11:30  AERA dot.

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写真巨人・原辰徳監督 (c)朝日新聞社
巨人・原辰徳監督 (c)朝日新聞社
 巨人のCS進出が楽観視できる状況でなくなった。4位の広島が17日の阪神戦で4−2と快勝し、3位・巨人と最大15あったゲーム差は2.5まで接近した。


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「広島は最近10試合で9勝1敗。投打ががっちりかみ合い、今セリーグで一番強いチームでしょう。一方、巨人は引き分けを挟んで2006年6月以来15年ぶりの10連敗中。最大貯金あった15が借金2と大失速している。残り試合は広島が7試合、巨人が4試合。まだ巨人が有利な状況は変わりませんが、勢いは完全に広島です。このまま勝ち続ければ逆転でCS進出する可能性は十分にある」(スポーツ紙デスク)


 巨人の痛手はエース・菅野智之が不調だった前半戦に2本柱で稼働していた高橋優貴、戸郷翔征が勝てなくなったことだ。高橋はチームトップの11勝をマークしているが、その内容は前半戦が9勝3敗に対し、後半戦以降は2勝6敗と大きく負け越し。16日の広島戦は1回持たず6安打4失点KOで降板した。戸郷も6月まで8勝3敗と最多勝を狙えるペースで白星を重ねていたが、7月以降は1勝4敗。ただ、起用法にも疑問が残る。8月以降は中6日だった登板間隔が中4、5日に縮まったことで、明らかに両投手の球威が落ちた。共に直球を生命線に投球を組み立てるだけに、精度が高いとは言えない変化球でかわす配球では限界がある。相手打線に捉えられているのは必然だろう。 


「先発陣に奮起を促している宮本和知投手チーフコーチの責任も問われると思います。現役時代に先発をやっていたから、登板間隔が1日短くなることがどれだけ体に負担がかかるか分かるはず。シーズン当初からの方針で先発陣が中5日で登板していたならともかく、夏場の暑い時期から登板間隔を狭められてもシーズン最後まで体がもたない。高橋、戸郷は白星が伸びていないがかわいそうな部分があります」(スポーツ紙遊軍記者)


 原監督が第3次政権で就任した19年。コーチ人事の目玉として注目されたのが、宮本投手チーフコーチ(当時1軍投手総合コーチ)と元木大介ヘッドコーチ(当時一軍内野守備兼打撃コーチ)だった。両コーチは引退後、明るいキャラクターとトーク力を生かしてタレントとして活躍していた。宮本コーチは現役引退以来22年ぶり、元木コーチも13年ぶりの球界復帰に驚きの声が多かったが、選手とのコミュニケーション能力が高く、個々の能力を引き出す手腕を発揮。19、20年のリーグ連覇で評価が高まった。



 ところが、今季は首位争いをしていた8月までとは一転し、9月以降は8勝24敗7分の大失速。10月5日のヤクルト戦から阿部慎之助2軍監督が1軍作戦コーチ、二岡智宏3軍監督が2軍監督代行、石井琢朗1軍野手総合コーチが3軍コーチに配置転換されたが光が見えない。元木コーチに対しても、SNS、ネット上で「原監督のイエスマンならいらない」、「ヘッドコーチが適性とは思えない。相手投手の癖を見抜いたり、状況判断や洞察力に優れているのだからサードコーチャーの方がいいのでは」などのコメントが。


 原政権が就任3年目に苦しんでいる状況で、コーチ陣の風当たりが強くなるのも当然かもしれない。プレーするのは選手だが、結果に対しての責任は首脳陣も当然伴う。巨人ファンをこれ以上失望させないためにも、CS出場は死守したい。残り4試合。どん底から脱して意地を見せられるか。(安西憲春)


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  • ある人が来るまでが、本当の成績だと思っている。
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  • おはようございます。正直スタッフ総入替して欲しいです。わっしょいが不発したのは、明らかに失策続きの戦略が原因だよね。責任が選手だけとか理不尽な話です。
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