【推定10万人以上の性癖を歪めたマンガ…!?】狂気の設定で話題騒然!アニメ企画進行中『異世界美少女受肉おじさんと』原作者が語る”野望の叶え方”

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2021年10月18日 21:22  アニメ!アニメ!

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【推定10万人以上の性癖を歪めたマンガ…!?】狂気の設定で話題騒然!アニメ企画進行中『異世界美少女受肉おじさんと』原作者が語る”野望の叶え方”
前回、アニメ!アニメ!アクセスランキング1位も獲得した『異世界(ファンタジー)美少女受肉おじさんと』の原作者&編集者インタビュー企画の第2弾!

今回は、「性癖歪められた」「設定が狂っていて面白い」と話題の本作品、通称『ファ美肉おじさん』のストーリー担当である津留崎優先生のインタビュー記事となっております!

本作品は『ウマ娘 プリティーダービー』などのヒット作品を連発しているあの”Cygames”が運営するマンガアプリ「サイコミ」で連載中のオリジナル作品。

タイトルに癖の強いワードが並ぶ本作ですが、熱狂的なファン達の支持もあり、連載からたった1年半でアニメ化が発表された、なかなかにアツい作品なのです!

そんな今大注目の『ファ美肉おじさん』、その原作者のアニメ化に対する思いや企画時の野望について迫っていきます!

アニメ化決定で「よかった」「自分の性癖は世間に認められたのでは」
――まず、アニメ化が発表された時のお気持ちを教えて下さい。

津留崎:正直なところ、「ほっとした」というのが一番ですね。実は私の過去の作品で、アニメ化の話が出ていたものの最終的にポシャってしまったことがありまして…

今回「アニメの企画が持ち込まれてます」と担当編集から聞いたときも、最初はまたポシャるかもしれないから期待しすぎないようにしようと思って待っていました。

そうすると当初「30%くらいの確率で実現します」と言われていたところから、徐々に50%、70%とあがって、最終的にアニメ化発表に至ることができました。

キャストオーディションの際、自分の考えたセリフを声優さんに読んでもらった時、すごく恥ずかしかったですがそこでやっと少し実感が湧きましたね(笑)

――連載当初、「誰かの性癖を歪めたい」とコメントされていましたが、アニメ化発表に至った今、その野望は叶いましたか?

津留崎:確かに、「誰かの性癖を歪めたい」とは思ってましたね(笑)

※第1話作者コメント

「異世界で美少女の体を受肉した32歳成人男性と親友のスパダリ眼鏡32歳同級生によるドタバタラブコメディ」というニッチな作品がアニメ化まで行き着いたということは、もはや「私の性癖は世間一般的といっていいのでは?」と思い始めています(笑)

――確かに、キャストが発表されていない今(インタビュー時点)ですら公式アカウントのフォロワーが2000人を超えていることを考えると、かなり多くの人の性癖を歪めてるのかもしれませんね。

『ファ美肉おじさん』は「同世代チームが送る同世代主人公たちの物語」
――今度は『ファ美肉おじさん』の内容について。主人公の橘と神宮寺は32歳ということで、どうしてこの年齢設定にしたのでしょうか?

津留崎:実は私自身がそのくらいの年齢で、キャラを喋らせるときに、自分と同年代だと何を話すか想像しやすいというのが一番大きいですね。

ちなみにですが、作画の池澤さん、そして担当編集の吾田さんもみんな同世代。そんな同世代チームが作っているからなのか、『ファ美肉おじさん』のファンもそのくらいの年齢が多いイメージです。

そして実はマンガの背景担当も、さらにはアニメ『ファ美肉おじさん』の監督も同世代なんです(笑)

――本当に同世代チームによる同世代主人公たちの物語という感じですね!設定といえば、本作は異世界ものの中でもかなりユニークな設定になっていますが、この企画が生まれた時のお話を教えてください!

津留崎:担当編集と新しい企画の相談をしていた時、「異世界ジャンルで何かないですかね」と言われて、自分が温めていたものを出しました。

『ファ美肉おじさん』ってジャンルとしてはラブコメになりますけど、「ラブコメを出してください」と言われたら絶対出さなかっただろうなと思います(笑)

とはいえ、最初は編集に難色を示されました。「何かキャッチコピーありますか?」と言われて「えーっと…異世界美少女受肉、おじさん…?」と言ったら「それありですね!」となって企画が進んでいきました(笑)

それから連載できることになって、おかげさまで当初から好評いただいているのですが、設定的に他作品の前例がないので何かをお手本にして描くというのができないんですよね。なので毎話生みの苦しみを味わっています。

――津留崎先生が考えられたキャラ設定や、当初想定していたのと違う動きをするようになったキャラがいれば教えてください!

津留崎:そうですね、作り方としては橘は私自身含め多くの人が感情移入しやすいキャラ、神宮寺は誰も感情移入できないキャラという風に作っています。

予想外の動きをしたキャラでいうと、シュバくんですよね。元々かませ犬のつもりだったんですが、逆に子犬キャラ的な、元気なワンワンになっちゃいました(笑)

当初の想定ではあんな感じじゃなかったです。でも動かしやすいし、思ったより成長しました。

逆に変わらないのはルー(エルフの頭目)ですね。

小学生時の夢は「漫画家」、そして気づけば夫婦でアニメ原作者に
――今度はもう少しプライベートな部分をお聞きしたいと思います。津留崎先生は、元々アニメがお好きだったんでしょうか?

津留崎:そうですね、アニメはずっと昔から好きでした。幼少期に親がファミコンやっていたこともあり、特にゲームはずっとやっていました。そこから漫画、アニメと派生していきましたね。小学校のときは漫画家になりたいと思っていました。

――アニメで言うと、どんな作品がお好きなのでしょうか?

津留崎:やっぱり『新世紀エヴァンゲリオン』は最高でした。あと個人的に大好きなのは『灰羽連盟』、『カウボーイビバップ』、『るろうに剣心 −明治剣客浪漫譚− 追憶編』あたりですね。最近の中だと『神撃のバハムート』のアニメ1期なども好きです!

――そんな名作アニメを嗜んでいた津留崎さんご自身もアニメ原作者になっていかれるわけですね!ちなみに『ファ美肉おじさん』作画担当の池澤先生とはどのような出会いだったのでしょうか?

津留崎:実は池澤先生は私の専門学校の同級生なんです。当時から池澤先生の絵が大好きで、一言でいえばその立体感が魅力的でした。その絵の世界にまさに立っているという生々しさがあるといいますか。

自分もそういう系統の絵を目指していたんですが、なかなか及ばず。そういう意味で憧れでした。

あと池澤先生に関しては絵も好きなのですが、単純に専門学生時代に私が池澤先生に一目惚れしてしまいまして…それから私が告白して付き合って、今夫婦として漫画執筆活動を行っているという感じです。

――お二人ご夫婦だったんですね!学生時代からの関係で、今夫婦としてアニメ原作者になられてるのは素敵です!そんなお二人で作られた『ファ美肉おじさん』のアニメ版について、楽しみにしているシーンなどはありますでしょうか?

津留崎:楽しみなシーンで言うと、コミックス第5巻に収録される部分で神宮寺がば――っと長いセリフを言うシーンがあるのですが、そこがどんな演出になるか非常に楽しみです!

あとはOPとEDもどんな絵になるか期待してます!

次なる目標は「2期、劇場版、ゲーム化!」
――サイコミ連載決定、アニメ化決定まで来ましたが、次の目標は何でしょうか?

津留崎:やはりアニメ『ファ美肉おじさん』が2期、劇場版まで行くことでしょうか!

あとはゲームにならないかななんて思っています。『ファ美肉おじさん』だけだとまだキャラクターが足りないから、Cygamesつながりで他作品とコラボしてくれないかぁと!

――最後にファンの方々に一言メッセージをお願いします!

津留崎:いつも読んでくださっている皆さん、今後ともどうぞよろしくお願いします!

――ありがとうございました!

――――

『異世界(ファンタジー)美少女受肉おじさんと』はマンガアプリ「サイコミ」にて。コミックス1~4巻も発売中です。5巻は10月18日発売。

アニメに関する情報は公式ツイッターで随時発信中。10月18日20時にはPVやティザービジュアル、メインキャストなどが公開されています。



また、今だけコミックス1巻分がまるまる無料で読むこともできます。今回の記事で興味がわいた方はアプリをダウンロード。その際はぜひファンのコメントもチェック!

前回の『ファ美肉おじさん』編集担当である吾田さんによる“アニメ化戦略”に関する記事も併せてお楽しみください。

最後となる次回は『ファ美肉おじさん』作画担当である池澤真先生のインタビューになります!こちらもお楽しみに!!

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  • さらっと、原作と作画が夫婦でやってます。とか仲良いな。 (最新5巻は18日発売)
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