日焼けマシンを長年使い続けた女性が皮膚がんに「夫が命を救ってくれた」(スコットランド)

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2021年10月18日 22:01  Techinsight Japan

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写真日焼けマシンを週に5回使用していた頃の女性(画像は『The Mirror 2021年10月14日付「‘Sunbed addict’ who competed with pals for darkest tan says husband saved her life」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット)
日焼けマシンを週に5回使用していた頃の女性(画像は『The Mirror 2021年10月14日付「‘Sunbed addict’ who competed with pals for darkest tan says husband saved her life」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット)
小麦色に日焼けした肌が美しいと信じ、休日には友人と競って日焼けをしていたというスコットランドの女性が皮膚がんと診断された。夫から口うるさく病院へ行くように言われたおかげで命が助かったという彼女は「もう二度と日焼けはしない」と語っている。『The Mirror』『Liverpool Echo』などが伝えた。

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スコットランドのエディンバラに住むエマ・ブカンさん(Emma Buchan、34)は18歳の頃から日焼けマシンを使い始め、多い時には週に5回、1回あたり12分ほど紫外線を浴びていた。

今から10年ほど前のある日、エマさんの太ももにいびつな形のホクロがあることに気づいた夫のクレッグさん(Craig)は、医師の診察を受けるよう勧めたという。

エマさんは当時のことをこう振り返った。

「クレッグが最初にホクロを発見したのは、ベッドでテレビを見ていた時でした。彼はホクロを見て『これは診てもらったほうがいいよ、おかしいよ』と。その後も『大きくなってるしゴツゴツしてきた』と言い、私に検査を受けるよう訴えていました。でも私は何でもないと思っていて。病院に行ってもどうせ何もないだろうし、他の人の予約を無駄にするだけだと思っていました。」

なかなか診察を受けようとしないエマさんを見かねたクレッグさんは、2018年2月に医師の予約を取った。やっと病院に行ったエマさんはその日、医師から「このホクロは怪しい」と告げられたという。それでもエマさんは気にせず、日焼けマシンの使用を続けていたそうだ。

エマさんはこのように明かしている。

「私が10代の頃は日焼けマシンが流行っていて、友人たちと誰が一番焼けたかを競っていました。日焼けをするためにスペインやギリシャのビーチに出かけて、日焼け止めではなくサンオイルを使っていました。今考えると、ずっと自分の身を危険にさらしていたんだなと思います。私は特に日焼けしやすい体質なので…。」

「気づいた時は小さかったホクロがしこりになって見た目も変わって、病院に行った時には直径2センチほどになっていました。医者に『怪しい』と言われたにもかかわらず、私はその日のうちに日焼けをしに行ったんです。完全に日焼け中毒でしたね。その後、皮膚科から電話があってすぐ来るように言われて。いつもは待ち時間が長いのに、なぜこんな急かすのかと思いました。仕事を抜けて病院に行くと『組織を取って詳しい検査をしたい』と言われ、何が起きているのかと不安になりました。混乱した私は職場に戻ってから泣き崩れてしまいました。」

それから1週間後、エマさんは家族とともに病院へ向かった。そして詳しい検査の結果、皮膚がんの一種「メラノーマ」でステージ1Aの状態であることが明らかになった。

結果を聞いたエマさんは、娘インディア=ローズちゃん(India-Rose、9)を母親のいない子にしてしまうのではないかと不安になり、自分が日焼けのことばかり考えていたことを後悔し、深く反省したという。

「医者に『メラノーマ、がんですね』と言われた時、母や夫もショックを受けていました。私はぼう然としてしまって、その時の会話はあまり覚えていません。ただ『がん』という言葉だけが耳に入ってきて、娘のことが心配になりました。この子はお母さんがいない子になる…私はなんてことをしたのだろうと思いました。何の対策もせずに日光浴をしたり、日焼けマシンを使ったことへの罪悪感や自分の身勝手さを感じました。」

そしてエマさんは、ホクロの周りのがん組織を取り除く手術を受けた。現在では怪しいホクロがないか毎日体をチェックし、一年に1回は再発していないことを確認するための検査を受けているそうだ。

またエマさんはメラノーマ患者のためのオンラインサポートグループを立ち上げ、現在130人のメンバーが参加しているという。


今では日焼けに対する考え方が大きく変わったというエマさんは、こう語っている。

「私が怖いと思ったのは、もし医者から『問題ない、がんではない』と診断されていたら、あのまま日焼けをし続けていたということです。自分の体の中で何が起こっているのか分からないし、紫外線を浴びれば浴びるほどがんになるリスクは高くなるのです。みんな自分ががんになるとは思っていません。人々はそれを大したことだとは思わず『ほくろができたら取り除けばいいや』と考えています。」

「夫は私の命を救ってくれました。もし彼がいなかったら、私は今でも診察を受けていなかったでしょう。娘を産んだこと、がんと診断されたことで自分自身を大切にすること、そして何が美しいかということについての考え方が大きく変わりました。日焼けしているのは美しくありません。私は二度と日焼けはしません。」

画像は『The Mirror 2021年10月14日付「‘Sunbed addict’ who competed with pals for darkest tan says husband saved her life」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

このニュースに関するつぶやき

  • 皮膚科ではほとんど死者はでないのだが、広範囲の熱傷とメラノーマだけは>< という、その片方。露出していることもあって、原発は即効で切除できるのだが、予後が厳しい・・・。
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  • 真っ黒にする理由が理解できない。白い方が綺麗なのに。
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