私がこの人を親にしてあげたい……。バツイチの私を、温かく包み込んでくれて、何不自由ない扱いをしてくれて。感謝してもしきれないのです。(妊娠することでもっと幸せにしてあげられる気がする……)
夫は三兄弟の真ん中で、お義兄さんとお義弟さんのところには、すでに甥っ子と姪っ子がたくさんいます。はじめて義実家に挨拶にいったときに、親族が集まっており、甥っ子姪っ子たちに囲まれながら、「やめろよ〜」と言いつつ満面の笑みだった夫。義理の両親も「あの子は昔から、本当に面倒見が良くてね」と言っているのを聞いて、子どもが生まれたら、いいパパになるんだろうな……と思っていました。
夫の家は、本当に温かい家庭です。きっと私たちの間に生まれてくる子どもも楽しみにしているでしょう。
しかし……。運命は残酷だったのです――。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・Ponko 編集・秋澄乃
|
|