<妊活のプレッシャー>「僕たちなりの幸せを」夫の言葉に涙。前を向く【最終話まんが:夫婦の気持ち】

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2021年10月19日 11:51  ママスタジアム

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前回からの続き。
「妊娠したかもしれない」という希望を見出した矢先。夜、目が覚めると、下腹部に鈍い痛みを感じます。
私:「生理痛……」
思わず取り乱してしまいました。もう私は限界。子どもを授かることができない。きっともう産むことができないんだ。でも、私は「母親」になれなくても、彼は「父親」になることはできるのではないだろうか。私とは別れて、子どもを産める人と結婚した方が……。
そう思いながらリビングに向かうと。

朝食の温もりを間に向かい合って座ると、私は自分の気持ちを夫に話そうとしまいた。すると夫が問いかけました。

【完成版】394妊活のプレッシャーに押しつぶされそうです……④02
夫:「そうじゃない。僕たちは一生懸命頑張ったよ。でもその妊活のせいで、本来大切にしないといけないものが壊れてしまいそうだ」

【完成版】394妊活のプレッシャーに押しつぶされそうです……④03
私:「……私、諦められる自信……ない」
夫:「いますぐ諦める必要はないよ。治療をしたいならしよう。でも期限を決めよう。あと何回やったら、別の生き方も探してみる。そうやって違うところに目を向けて行こう」
私:「別の生き方……」
夫:「ふたりで旅行にたくさん行ったり、ペットを迎えるのもいいんじゃないか? 一緒に習い事をやってもいい。老後はどこに住もうかな〜とか考えたり、子どもがいない人生を一緒に探していこう」
私:「…………」
夫:「そうすれば、いつか自然に“子どもがいない人生”を受け入れられるかもしれない。僕はキミが笑っていてくれれば幸せなんだよ。だから間違っても“他の人と再婚して子どもを〜”なんて思わないように!」
夫は私に笑顔を向けました。
私:「私は……あなたにも。あなたのご両親にも申しわけなくて」
夫:「この前母さんが言っていたんだ。親というものは、いつも、いつでも子どもの幸せを考えているものなんだって。僕たちが幸せに笑っていてくれれば、それだけでいいんだって。今の僕たちをみて、親はどう思うかな?」
私:「…………」
夫:「そりゃ子どもがいる人生は素敵だと思うよ。だけど子どもがいない夫婦だけの人生だって、同じくらい素敵なはずだよ。いや、素敵にしていこうよ。子どもがいても、いなくても、自分の人生を輝かせるかどうかは自分たち次第なんだからさ」

こうして、私たちはあと2回、不妊治療をしたら終わりにする……そう約束をしました。2回の不妊治療も妊娠には至りませんでした。悲しくて涙が出ましたが、一方で少しだけスッキリした自分もいました。
それから私たちは里親を探している犬を飼うことにしました。まだまだ子連れの親子とすれ違うと胸が痛むこともありますが、愛する夫とカワイイ犬と、幸せに暮らしています。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・Ponko 編集・秋澄乃

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  • そんな素敵な旦那さんと巡り会えた事だけでも十分幸せだと思う。
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