ヤクルト・奥川が4回途中KO…齊藤氏が指摘した投球フォームの変化とは?

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2021年10月20日 08:24  ベースボールキング

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ヤクルト・奥川恭伸 (C)Kyodo News
◆7安打5失点で今季最短KO

 ヤクルトは阪神との首位攻防戦で大敗。先発した奥川恭伸は今季最短の4回途中5失点で降板し、4敗目(9勝)を喫した。

 先発の奥川は初回に先頭の島田海吏と2番・中野拓夢に連打を浴びてピンチを招くと近本光司には痛恨の10号3ランを被弾。降雨での中断を挟んだ4回には二死2塁から投手の青柳晃洋に四球を与え、島田に中前適時打を打たれたところで降板。今季最短の3回2/3を投げて7安打5失点で4敗目となった。

 19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した齊藤明雄さんは「前回の登板もあまり良くなかった。今日も立ち上がりから、左足の突っ張りがものすごく早かった」と投球フォームの変化を指摘。「だから、ボールが高めにいってしまった。あれだけボールが高めにいったらボールにスピンがかかっていても打ち返されてしまう」とこれまで抜群の制球力を誇ってきた奥川がこの試合で打たれた理由を説明した。

 同じく解説を務めた江本孟紀さんは「経験からしてもこういう大事な試合にきっちり投げろというのもちょっと酷だと思います」と、優勝マジック「4」での首位攻防戦の先発を任された20歳の右腕を擁護。「近本に一発かまされたのがずっと響きましたね。そのへんの経験のなさも(今後の)良い経験になったのでは」と振り返り、苦い敗戦を糧に成長できるようエールを贈った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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