21年度『グッドデザイン』大賞ファイナリスト5件発表 審査対象数は過去最多に

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2021年10月20日 16:01  ORICON NEWS

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写真『2021年度グッドデザイン賞』受賞記者発表会の模様
『2021年度グッドデザイン賞』受賞記者発表会の模様
 日本デザイン振興会は20日、オンラインで『2021年度グッドデザイン賞』受賞記者発表会を開催し、「グッドデザイン大賞」ファイナリスト5件などを発表した。本年度の「グッドデザイン大賞」は11月2日に発表される。

【別カット】『2021年度グッドデザイン賞』受賞記者発表会の模様

 同会は1957年より、デザインによって暮らしや社会をよりよくしていくための活動として『グッドデザイン賞』を主催。同賞は製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰している。

 『2021年度グッドデザイン賞』のテーマは「希求と行動」。応募数、受賞数ともに過去最多で、審査対象5835件の中から1608件が受賞した。すべての受賞対象の中から、完成度・今後の期待度などで特に審査委員会の高い評価を受けた「グッドデザイン・ベスト100」を選出。さらに「グッドデザイン金賞」の中から選ばれたファイナリスト5件が発表された。

 ファイナリストに選ばれた5件は、移動型X線透視撮影装置『FUJIFILM DR CALNEO CROSS』(富士フイルム)、小さくても地域の備えとなる災害支援住宅『神水公衆浴場』(ワークヴィジョンズ+黒岩構造設計事ム所+竹味佑人建築設計室)、3D都市モデル『PLATEAU(プラトー)』(国土交通省都市局都市政策課)、『遠隔勤務来店が可能な「分身ロボットカフェDAWN ver.βと分身ロボットOriHime』(オリィ研究所)、炭素排出量の社内的な価格を設定することで企業活動が環境に及ぼす影響を低減することをめざす『The best sustainability oriented organizational adaptation to climate change』(Hair O'right International Corporation)。11月2日に最終プレゼンテーション審査を行い、大賞を決定する。

 2021年度グッドデザイン賞審査委員長のプロダクトデザイナー・安次富隆氏は「驚くことに、希求と行動をいち早く実践しているグッドデザインが多数見られた」と説明。「人や社会や環境、そういったところを構成する要素であるコミュニケーション、サービス、プロダクト、建築の互いを接続する“接続生”を強化、拡張、増幅することで、この行動制限された世の中をより良くしようとするグッドデザインが多数見られた」と総評した。
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