辛〜い粉が噴き出してきそう... 「七味缶」模した車が話題→中身は何?所有者に聞いた

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2021年10月20日 17:10  Jタウンネット

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写真「でこちゃ」(@dekocha)さんのツイートより
「でこちゃ」(@dekocha)さんのツイートより

もしぶつかりでもしたら、非常に「辛い」思いをしそうな車が、長野県の善光寺の近くで発見された。

2021年10月11日、ツイッターに投稿された写真が、こちらだ。

「でこちゃ」(@dekocha)さんのツイートより
「でこちゃ」(@dekocha)さんのツイートより

黄色と赤がやたら目立つ変わった車である。真ん中あたりには大きな文字で「七味」と書かれている。

もしかして、この荷台には「七味唐辛子」がギッチリ詰まっているのだろうか......?

でこちゃさんはツイートにこんなコメントを添えている。

「危険物搬送車」

「ケース後ろのマークが吹き出し口に見えて......」

緊迫した雰囲気を漂わせながら、「でこちゃ」(@dekocha)さんが投稿したツイートには、1万1000件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散中だ(10月19日現在)。

いったいこの車は何だろうか? Jタウンネット記者の取材に応じた「でこちゃ」さんによると、撮影日時は、10月10日12時過ぎ。場所は善光寺前の交差点を東に曲がったところだという。

「友人たちと車で乗り付け、長野市道路元標(編注:道路の起点・終点を表示する標識。善光寺参道入り口の横に位置する)を確認して、車に戻るときに見かけました。
『八幡屋礒五郎』の七味は大好きで、見かけたら買っているので、その形を模した車を見つけて、大喜びで撮りました(笑)」(「でこちゃ」さん)

「八幡屋礒五郎」とは、長野の有名な七味唐辛子メーカーだ。江戸時代中期、善光寺の境内で七味唐辛子を売り出したのが始まりという、老舗である。

そして同社の七味唐辛子のパッケージとして有名なのが、赤地に大きな唐辛子が描かれたデザインが特徴的なブリキ缶。

七味◎缶(八幡屋礒五郎のウェブサイトより)
七味◎缶(八幡屋礒五郎のウェブサイトより)

1924年に八幡屋礒五郎の六代目・栄助が考案し、現在でも使われているものだ。

そんな缶を模した車について、ツイッターではこんな声が。

「これは、信州...八幡屋礒五郎の七味唐辛子......長野県民にはmustな香辛料です」
「ケース後ろのマークが吹き出し口に見えて恐怖を覚えました」
「辛くて危険」
「なるほど...煽られて急ブレーキ踏んだ時に、相手に撒き散らしが可能なのか!!」

しかしなぜ、七味の缶が車に?Jタウンネット記者は、「八幡屋礒五郎」に取材してみた。

「通常の七味缶、約6000缶積載できる」

画像提供:八幡屋礒五郎
画像提供:八幡屋礒五郎

「八幡屋礒五郎」の広報担当者によると、この車は通称「くるま缶」。

ある自動車メーカーからの提案をきっかけに、20年3月に登場した。

巨大な缶の内部は荷台になっていて、そこに積んだ商品を長野市内に配達するのが、メインの用途だという。

「通常の七味缶でしたら、約6000缶積載することができます。
稼働エリアは長野市内中心ですが、イベントや催事に使用することもございます。松本での催事に使用したこともございました」(「八幡屋礒五郎」広報担当者)

「くるま缶」は現在1台のみだというが、なかなか忙しそうだ。

画像提供:八幡屋礒五郎
画像提供:八幡屋礒五郎

また、商品配達をしながら、広報宣伝活動にも貢献しているらしい。

「くるま缶」への反響は大きく、Twitter上にも「#くるま缶」というハッシュタグと共に多くの写真が投稿されている。

「特に街中で見かけた際写真を撮られる方が多くいらっしゃいます。
長野にお越し頂くきっかけになれば嬉しいです」

と広報担当者は語った。

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