「だんだん、おいしくなくなった…」初めて作った料理爛魯爛泪莨討甍貎佑椶辰舛撚瓩瓦靴浸廚そ丱泪鵐に

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2021年10月21日 07:00  ウィズニュース

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写真たっぷりマヨネーズを乗せて食べるハムマヨ焼き。おいしかった味が、いつしか……=サッコウさんのマンガ「母と私とハムマヨ焼き」
たっぷりマヨネーズを乗せて食べるハムマヨ焼き。おいしかった味が、いつしか……=サッコウさんのマンガ「母と私とハムマヨ焼き」

小学生の時、母が祖父の入院に付き添うことになり、一人で過ごすことに。学校から帰ると、おやつ代わりに「ハムマヨ焼き」を作って食べることが習慣になっていたけれど――。SNSなどにマンガを投稿しているサッコウさんが、思い出の味を描いたマンガ。サッコウさんは「今作っても、当時ほどはおいしく感じないんですよね。思い出の味にはスパイスが必要なのかな」と振り返ります。マンガに込めた思いを聞きました。

<サッコウさんのマンガ「母と私とハムマヨ焼き」:母が病室への泊まり込みで祖父の看病に当たることになり、家を空けることに。その間のおやつ代わりに、自分でつくった「ハムマヨ焼き」を楽しく食べていましたが、だんだんおいしく感じなくなって――。マンガのSNSを運営する「コミチ」とwithnewsのマンガ募集企画「#わたしのひと皿」に応募し、大賞を受賞しました>

【マンガ本編はこちら】母の不在、自分でつくった「ハムマヨ焼き」最初はおいしかったけど…

トースターで「チーン!」ハムマヨ焼き
サッコウさんがマンガに描いた体験をしたのは小学4年生の頃。祖父が心臓を患っていて、県外の病院に転院しました。祖母や母が泊まり込んで看病するため、家を空けることになりました。
子どもだったサッコウさんは当初「遠くに入院しちゃったけど大丈夫かなぁ」くらいに考えていたそうです。

夕飯は父がつくっていましたが、食べ盛りで学校から帰るとおなかがペコペコ。これまでは祖母がおにぎりやおやつを作って待ってくれていましたが、それもありません。
「何かないかな」と冷蔵庫を開けるとハムとマヨネーズが。マヨネーズが大好きだったサッコウさんは「自分で作ってみよう!」と思い立ち、ハムの上にたっぷりのマヨネーズを乗せて、トースターで焼きます。

サッコウさんは「子どもなのでコンロを使うのは危ないし、自分で作れるのはそのくらいだったんですよね」と振り返ります。
マヨネーズに軽く焦げ目がついたハムマヨ焼きは、初めて作った「自分の味」。親の目を気にせず、自分の好きなようにマヨネーズを盛れるのも「特別感」があったといいます。

ひとりで食べるむなしさ
はじめはワクワクしておやつ代わりに食べていましたが、朝起きても、夕食の時間にも、夜になっても、母はいません。だんだんと寂しさを実感してきたといいます。
「祖父母と父母と暮らしていて、独りで過ごすことはほとんどありませんでした。だから、ひとりでぽつんと作って食べている状態がものすごくむなしくなってきました」

帰宅していつものようにハムマヨ焼きを作っても、なんだか食べる気がしません。食卓でぼーっとしていると、そこに突然、母が一時帰宅で現れたのです。
「今みたいに携帯電話もないので事前に『きょう帰るよ』という連絡はなく、本当に突然帰ってきました。うれしくて、でも突然で混乱して、興奮して泣きながら駆け寄りましたね。あの『うれしい涙』は今でも覚えています」

マヨネーズは嫌いだった母でしたが、サッコウさんに「お母さんにも作ってよ」と声をかけてくれ、二人で食べた「ハムマヨ焼き」。母親は「おいしいおいしい」と食べてくれたといいます。その時の味とともに、楽しい記憶として残っているそうです。

「マンガを描きたい」捨てられず
富山在住のサッコウさんは、夏ごろからエッセイマンガを投稿し始めました。子どもの頃から絵を描くのが好きで、中学生の頃からストーリー漫画を投稿してきたといいます。

働き始めてからは、創作の時間がとれなかった時期もありましたが、「マンガを描きたい」という思いは捨てられませんでした。SNSで誰でもマンガがアップできるようになった環境もあり、「遅ればせながら、SNSを始めたりサイトに投稿したりして、マンガをアップするようになりました」と話します。

いまは、昔の恥ずかしかった話や、冷や汗をかいた話など、誰かが共感してくれるようなエッセイマンガを描いています。
サッコウさんは「何か恥ずかしいことがあっても、『これネタにできるな』って脳内で考えているのが漫画家かもしれません」と話します。

思い出の味を思い出して
アナログで描いていたマンガをデジタルに移行し、今回の作品同様「タテ読み」にも挑戦するサッコウさん。「色の塗り方や、読者がどこでどうスクロールするのかなど、まだまだ勉強が必要です」と言います。

「ハムマヨ焼き」のマンガでは、デフォルメで描くハムマヨ焼きが「おいしく見えているか?」に腐心して描いたといいます。あまりにリアルだとタッチが変わるし、適当に描くとおいしかった気持ちが伝わらない……。
「焦げ目をどうしようかな、とも考えました。食べることが好きなだけに、おいしく見える描き方もしたい。それで実際に作ってみました」

実際に作ってみると、マヨラーだからおいしいけれど、やっぱり当時ほどの感動はありません。
「思い出の味って、そのままは返ってこないんですよね。でもこのマンガを読んで、自分の思い出の味を思い出してもらえたら嬉しいなと思います」

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