ロッテ「M5」も解説陣はオリックス優位を主張! その理由とは?

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2021年10月21日 07:34  ベースボールキング

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オリックス・中嶋監督 (C)Kyodo News
◆ 残り2戦は宮城&山本の二枚看板が先発予定

 オリックスが20日に行われた楽天戦に敗れ、ロッテのマジックナンバーが「5」となった。

 直接対決がないことから、依然として2位のチームにマジックが点灯している珍現象が起こっているが、20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた金村義明さんは「マジックはロッテに出ているんですけど、オリックスはあと2つ勝つのみ。最後までわからない」とコメント。同じく同日の放送で解説を務めた達川光男さんは、オリックス優位との見方を示した。

 残り2試合のオリックスは、21日の西武戦に宮城大弥が先発し、25日の楽天戦に山本由伸が登板予定ということもあり、達川さんは「山本でまず負けることはないと思いますし、宮城がちょっと調子を落としていることは心配なんですが、おそらく2勝0敗でくる」と主張。オリックスが残り2試合を2勝0敗で終えると勝率は「.560」となり、ロッテがこれを上回るには残り6試合を5勝1敗で終えないといけないことから、「ロッテはきつい」と指摘した。

 ロッテは残り6試合中、4試合が最下位に沈む日本ハムとの試合になっているが、達川さんは「ファイターズはいま裏天王山をやっている。栗山監督が今年で勇退するため、最下位だけは逃れたいところ」と続け、5位・西武と0.5差という状況の日本ハムは侮れないとし、「ファイターズと残っている4試合が鍵を握りそう」との見解を示した。

 これには、金村さんも「おそらく(オリックスは)負けないと思う」と述べ、「日本ハムは若い選手が多い。(対戦相手にとっては)それが怖いんですよ。若い選手にとっては来年へ向けたアピールの場ですから」と、達川さんに同意。今季のロッテは日本ハム相手に11勝5敗5分けと大きく勝ち越しているが、厳しい試合が残されているとの考えを示した。

 
▼ パ・リーグ優勝ライン
<オリックス>
2勝0敗=勝率.560
1勝1敗=勝率.552
0勝2敗=勝率.544
※残り2試合(対西武1試合、対楽天1試合)

<ロッテ>
5勝1敗=勝率.565
4勝2敗=勝率.556
3勝3敗=勝率.548
2勝4敗=勝率.540
※残り6試合(対ソフトバンク1試合、対楽天1試合、対日本ハム1試合)

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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