鷹・長谷川、現役最終打席はヘッスラ及ばず一ゴロ 続く甲斐の先制弾で涙

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2021年10月21日 20:44  ベースボールキング

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ソフトバンク・長谷川勇也 (C)Kyodo News
◆ 2013年のシーズン198安打は球団記録

 今季限りでの現役引退を発表しているソフトバンクの長谷川勇也外野手(36)が21日、本拠地最終戦となった日本ハム戦に代打で出場。現役最終打席は執念のヘッドスライディング及ばず一ゴロに倒れたが、続く甲斐拓也捕手(28)が均衡を破る先制2ランを放ち、長谷川はベンチで涙を流した。

 試合はソフトバンク・マルティネス、日本ハム・伊藤、両先発による緊迫した投手戦。長谷川の出番は0−0で迎えた7回、一死二塁の好機で訪れた。7番・松田の代打で登場し、最後は1ボール2ストライク後のチェンジアップをひっかけ一ゴロ。最後はヘッドスライディングで一塁ベースへ突っ込んだが、判定はアウトでベンチで悔しがった。

 それでも二死三塁で、続く甲斐が先制2ランを左翼席へ。最後まで貫いた勝利への執念が先制点につながり、長谷川はベンチで涙を流した。

 長谷川は酒田南高、専修大を経て、2006年のドラフト5巡目でソフトバンク入り。3年目の2009年からレギュラーに定着し、2013年は球団記録の198安打、打率.341で最多安打と首位打者のタイトルを獲得した。2015年以降は前年に負傷し手術した右足首痛の影響もあり出番が減少。それでも、高い打撃技術を武器に代打などで活躍し、ソフトバンク一筋15年間で6度のリーグ優勝、7度の日本一に貢献した。

 今季も主に代打で71試合に出場し打率.260、3本塁打、19打点を記録。9日の引退会見では「ダメなら辞めると思ってやってきたが、足がボロボロになったと実感した。それが打撃に影響した」と引退理由を明らかにした。

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  • 現役最後の打席は、豪快な一塁へのヘッドスライディングでした。今後は、指導者としての活躍に、期待します。
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