カンタスグループ、国際線再開前倒し A380も3か月早く運用復帰

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2021年10月22日 08:41  TRAICY

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カンタス航空とジェットスター航空は、国際線の運航再開を前倒しするほか、オーストラリアとインドを結ぶ路線を約10年ぶりに開設する。

ニューサウスウェールズ州政府が、11月1日からワクチン接種済みの人の検疫要件を撤廃し、国境を再開することを決定したことを受け、両社のオーストラリアとニュージーランド在住の社員全員を、12月初旬までに職場復帰させる。国内線に関連する約5,000人、国際線に関連する6,000人が含まれるとしている。

カンタス航空は、シドニー〜シンガポール線を11月23日から週3便、シドニー〜ナンディ線を12月7日から週4便、シドニー〜ヨハネスブルグ線を2022年1月5日から週3便、シドニー〜バンコク線を2022年1月14日に再開する。シドニー〜シンガポール線は12月18日から1日1便に増便する。

この他に、シドニー〜デリー線を12月6日から週3便で開設する。機材はエアバスA330型機を使用し、シドニー発はダーウィンを経由する。少なくとも2022年3月下旬まで運航を予定しており、十分な需要があれば継続も視野に入れる。

すでに発表している、シドニー〜ロンドン・ロサンゼルス線の運航予定も維持する。これらの2路線の予約は好調で、クリスマスに合わせて帰国するオーストラリア人からの要望を受け、ロンドン線は10往復以上を追加している。

ジェットスター航空は、メルボルンとダーウィン〜シンガポール線を12月16日、シドニー〜ナンディ線を12月17日、シドニー〜プーケット線を2022年1月12日に再開する。

ホノルル、バンクーバー、東京とニュージーランドへのフライトは12月中旬にも再開を予定する。その他の都市へのフライトは年明けにも開始する見通し。政府の要請により、利用できるのはオーストラリア国民や永住権保持者などの一部に限定する。

また、当初はアメリカ・カリフォルニア州で2023年末まで長期保管を予定していた、エアバスA380型機5機の運用復帰も前倒しする。2022年7月からシドニー〜ロサンゼルス・ロンドン線に就航を予定していたものの、2022年4月からシドニー〜ロサンゼルス線に投入する。年末までに、復帰に向けた乗員のトレーニングを開始する。さらに、2022年11月中旬から3機、2024年初めから5機を運用に復帰させる。保管されていたカンタス航空のボーイング787-9型機3機も、数か月受領を早めることをボーイングと協議する。ジェットスター航空は、11機を保有するボーイング787-8型機のうち残り5機を、数か月の間にアリススプリングスから拠点に戻す方針。

全座席が特典航空券で利用できる「ポイント・プレーン」の対象便も大きく拡大した。10月19日には、特典航空券の交換に過去最高となる5億ポイントが利用された。

ニューサウスウェールズ州政府との間で、航空誘致基金を通じた支援の協議を開始したほか、インドネシア政府との間でも、ワクチンを接種済みのオーストラリア人に対する検疫の簡素化や免除の話し合いも行っているという。

また、国内線の輸送能力も増強する。メルボルン〜シドニー線は1日最大18便を運航することを計画しているほか、その他のシドニーとメルボルン発着路線でも増便を検討する。

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