朝20分運動するだけで幸せが最長12時間続く 子育て中のママが自己肯定感を高める方法

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2021年10月22日 11:00  AERA dot.

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写真子どもの自己肯定感を高めるには、親自身の自己肯定感も高めることが大事だ(写真/gettyimages)
子どもの自己肯定感を高めるには、親自身の自己肯定感も高めることが大事だ(写真/gettyimages)
「自己肯定感の高い子に育ってほしい」と願う親は多いものですが、親自身の自己肯定感はどうでしょうか? どうすれば親自身の自己肯定感を高めることができるのか? そもそも自己肯定感の低い親は何から始めればいいのか?「AERA with Kids秋号」(朝日新聞出版)では、ニューヨークライフバランス研究所代表で、ポジティブ心理学をベースにさまざまな講座を開催する松村亜里さんが「ママの幸せ感」を高めるコツをアドバイス。その松村さんに親の自己肯定感についてさらにアドバイスをもらいました。


*  *  *


「親になると子ども優先で、自分のことは後回しにしがちです。そうすると、子育てや家事に一生懸命になるあまり、イライラしたり、子どもを強く叱ってしったりして、自分を責めて落ち込んでしまいますよね。自己肯定感も下がります。私もかつてそうでしたが、ニューヨークに来てポジティブ心理学を学んでから変わりました」


 と松村さんは話します。


 まずは親自身のコンディションに気を配り、親が幸せな状態でいれば、結果として自己肯定感も高まります。そうなれば、子どもへのイライラも減っていき、親子関係も良い状態に保てるようになると松村さんは言います。


■親の「心のタンク」満たして


「幸せが伝染する」ということは研究でもわかっています。自分を満たして「幸せな状態」になると、子どもにも幸せが伝わっていきます。


「親の『心のタンク』を満たしてあげることが大切です。ぐっすり寝た翌日はタンクが満たされていますが、時間が経つにつれて徐々に下からもれていきます。だから、日々自分を幸せにしてくれることで満たしてあげましょう。自分がどうしたらハッピーになれるのか知っておくといいですね。たとえば、家事を負担に感じるのであれば、『作り置き』サービスなど家事代行サービスを利用するのも一つの手です」


 心が満たされていることは「自己肯定感が高い」状態なのでしょうか。


「よく誤解されるのですが、自己肯定感とは『自分は素晴らしい』ではなく、『自分は十分である』ということ。『自分は自分でいい』と思えることなのです。自己肯定感が高い人に『自分は不幸です』という人はあまりいないですよね。だからといって『自己肯定感が高い・低い』にとらわれる必要はありません。自分が幸せになれることをやっていれば、自己肯定感は自然と高まってきます。まずは親が自分自身を幸せにしてくれることを意識してやっていくことが大事ですね」




 では、親自身の自己肯定感が低いと感じる場合、どうすればいいのでしょうか。


「“セルフ・コンパッション”というスキルが役立つと思います。日本語では”自分への思いやり”と訳されますが、簡単に言えば、『自分の大好きな人に接するように自分にも接すること』です。自己肯定感が低い状態のときは、自分を責めている。家事が思うようにできなかった、子どもにイライラあたってしまったから自分はダメだなどと考えてしまうのです」


「セルフ・コンパッション」には3つの段階があります。


1.自分のマイナスな感情をそのまま受け止める。
2.そう思うのは自分だけではない、誰にでもあることだと考える。
3.自分にやさしいことをしてあげる。何をしたら幸せになれるか考える。


「たとえば、友人が子どもを怒鳴ってしまって落ち込んでいたら『大丈夫! 誰にでもあることだよ。気分転換にお茶でもする?』などと言いますよね。それと同じように、自分にもしてあげましょう。これを繰り返すと自己肯定感が高まっていきます。逆に何かあったときに自分を責めてしまうと、コルチゾールという「ストレスホルモン」が分泌され、さらにストレスを感じるようになります」


■趣味に没頭する時間も有効


 では、親自身の幸せ感を高めるためにどういったことをすればいいのでしょうか。松村さんがとくにオススメすることを教えていただきました。


「健康とつながりが大事です。生活の基本ですが、よく寝て、よく食べて、よく運動する。朝20分運動するだけで、幸せが最長12時間続くと言われています。朝忙しいと大変かもしれないですが、ちょっと早起きして動画を見ながらダンスをするのもOK。また、いつもの家事を『運動』と意識してやるだけでも変わります。食事ではナッツ類、たんぱく質、野菜をとるようにして、血糖値が激しく上下しないように気をつけます。睡眠時間はなるべくまとまって7時間は寝るようにしたいですね」


 仲の良い友人と会う時間をとる、日々家族で会話を楽しむ時間を持つ、ママ友とお迎えなどで助け合うなど人との「つながり」を心がけると幸せを感じられます。その他にも感謝をしたり、趣味に没頭する時間をとったりすることも有効です。


 ちなみに、何をすれば自分が幸せと思えるのか、わからない人にオススメなのが、音楽を聴いてみることだと言います。昔好きだった曲をプレイリストにして聞いてみるだけでも、手軽に幸せな気分になれるそうです。


※発売中の「AERA with Kids秋号」では親の「幸せ感」を高めるコツをさらに詳しく紹介しています。


(構成/AERA with Kids編集部)



【おすすめ記事】親子関係をよくするには親のメンタルが大事 睡眠に血糖値に趣味…8つのポイント


このニュースに関するつぶやき

  • 子供のために自分のことが後回しになるのなんか当たり前だ。手元に子供がいるだけでもありがたいと思えば?
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  • 夫婦仲もすごく影響すると思う。
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