松岡禎丞&戸松遥『SAO』約10年でキャラと一心同体 キリト&アスナに声優人生・人間力が成長

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2021年10月22日 19:00  ORICON NEWS

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写真『劇場版ソードアート・オンライン -プログレッシブ-星なき夜のアリア』に出演する(左から)松岡禎丞、戸松遥 (C)ORICON NewS inc.
『劇場版ソードアート・オンライン -プログレッシブ-星なき夜のアリア』に出演する(左から)松岡禎丞、戸松遥 (C)ORICON NewS inc.
 人気アニメ『ソードアート・オンライン』(SAO)の最新作『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』が、10月30日に全国の劇場にて公開される。2012年よりテレビアニメの放送がスタートし、来年10周年を迎える『SAO』。キリト役の松岡禎丞とアスナ役の戸松遥にインタビューを実施し、約10年間演じ続けてきた思いを聞いてみた。

【画像】大胆ボディ健在!中学生時代のアスナ…公開されたSAO新作の場面カット

 『SAO』シリーズは、川原礫氏による小説が原作で、主人公のキリトが、仮想空間への接続機器によってバーチャルリアリティーを実現した近未来を舞台に、さまざまなオンラインゲームを取り巻く事件に巻き込まれる物語。2012年よりテレビアニメの放送がスタートし、第3期まで放送されている。

 今作の映画は、小説『ソードアート・オンライン プログレッシブ』が原作で、アスナ視点で新たな《アインクラッド編》を描いたもの。デスゲームの舞台であるアインクラッド第一層からクリアまでの軌跡を川原氏自らが描くリブート・シリーズとして、キリトが<黒の剣士>となったエピソードや、過去の《アインクラッド》編では語られなかったエピソードが展開される。

■忘れられない“クリームパン”シーンに感慨「再び演じられてうれしかった!」

――新作映画は『SAO』シリーズの原点をアスナ視点で描いた物語となりましたが、完成した作品を観た感想を教えてください。

【松岡】 原作は以前から読んでいて、映像として見た時「これが見たかった!」と感動しました。ですが『SAO』シリーズの始まりの物語なので、約10年前の物語に再び向き合いながら演じることになった際は、「果たして今の自分にできるのだろうか?」と役作りは難しいところでした。キリトとしてこれまで数々のシリーズを経験、積み重ねてきたので、あのころの“キリト”をどのように演じるのか、非常に悩みました。

【戸松】 アスナ視点の物語を見ることができて、面白かったです! 松岡さんと同じく原点を演じるドキドキ、プレッシャーはありましたが、別作品を含めて“原点”を再び演じる機会は滅多にないことですので、次第にワクワク感が強くなりました。アスナ視点で物語を見るのは新鮮でしたので、早くファンの方々に見てもらいたい思いが生まれました。

――今回の主人公はアスナとなりますが、新キャラクター・ミトとの関係性など、新たな発見があったと思います。アスナの魅力や個人的に印象深かったシーンはどこでしたか。

【松岡】 テレビシリーズ1期でのアスナは、登場時から人間的にも強いイメージがありました。気丈に振る舞い「気高く強い」印象がみなさんあると思うのですが、今回はアスナの家庭環境や人間関係などが詳細に描かれているので、強さだけでない彼女の魅力を知ることができると思います。

 個人的にグッ!ときたシーンは、そうですね…もう一度、演じたいと思っていたシーンが今回演じることができたのですが、それはクリームパンのシーンです。10年前の当時を思い出す瞬間で、このシーンを再び演じられてうれしかったですし、気丈に振る舞っているアスナが「久々においしいものを食べた!」という表情は、年相応の女の子だと感じた瞬間でした。シリーズを通してもあのシーンは大好きです。

【戸松】 今回演じてみて、“周囲を気遣う子”だったんだなと思いました。家庭や学校での人間関係を見て、そのように感じました。その中でミトは心を許せる親友だったと思います。クラスメイトともバランスを取りながら交流していて、現実世界での結城明日奈をたくさん見ることができて新鮮であり、演じることができてうれしかったです。第1期の時は戦うことに慣れた“強いアスナ”でしたが、今回は“素のアスナ”に魅了されると思います。

 クリームパンのシーンもアスナ視点で見ると、また違った面白さがありましたね〜。キラキラとした演出もあって、うれしかったです(笑)。キリト視点だとツン!としながらパクパク食べている印象だと思うのですが、あの時のアスナからすると束の間の幸せを感じた瞬間だったはず。彼女にとってデスゲームの世界の中で息抜きになったところだと思います。

■松岡禎丞“声優人生”成長させたキリト 戸松遥“女子力”に憧れたアスナの存在

――アニメやゲーム含めて約10年間、アスナとキリトを演じ続けてきました。彼らの存在で私生活に影響を受けたことはありますか? “黒の剣士”と呼ばれるキリトですが、私服は黒を選ぶようになったり…。

【松岡】 いえいえ、そんなことありませんよ!黒い服を着る機会が多いのは、組み合わせがしやすいだけだからです(笑)。『SAO』シリーズに約100話参加させていただいて、キリトが年齢を重ねていくと同時に、僕の声優人生も彼によって成長させてもらったなと思います。『SAO』はテレビアニメ、ゲームなどさまざまなコンテンツで展開されていて、この10年間はずっと隣にキリトが居る感覚です。なので、いつでもキリトを演じられる自分がいます。

 今回、彼とずっと付き合ってきた中で出会ったころ“原点に戻る”という役作りの作業は難しかったです。当時のキリトを演じている自分を真似ても仕方がないので、当時をリスペクトしつつ、あのころのキリトを今の自分がかみ砕いて挑ませていただきました。そのため近年では、上位に位置するほど難しい作品でした。

【戸松】 10年前に演じてから私の中でアスナは「あ〜、こんな女子になりたかったな〜」という憧れの女性像です(笑)。気高い強さもですが、料理が上手なところを見て「料理ができる女性は魅力的だな」と単純に思った次第です(照れ)。演じた時は20代前半で、「ちょっとでもアスナみたいに女子力をあげたい!」というのがあって、“魅力的な女性”の象徴がアスナ。なので、料理を少し勉強したりしました。懐かしい!

 お姉さん感があるキャラクターなので振り返ると、当時は背伸びしてアスナを演じようとしていたのが、10年の間途切れることなく演じ続けたことで、常にアスナが自分の中にいる感覚に変わってきたように思います。作品やキャラクターとの出会いに感謝したい10年間になりました。

――原点を描く今作ですが、『SAO』シリーズの触れたことのない人でも楽しめる作品だと思います。『SAO』の魅力や見どころを、ぜひ!

【松岡】 映画なのですが、ある意味1話です。入門にも最適な映画だと思いますし、今回はアスナ視点のため「キリト視点はどうだったの?」と非常に気になってしまう作品になっていると思います。応援し続けているファンの皆さまはもちろん、新たにファンになる皆さまにとって二度おいしい作品になっています。ぜひ楽しんでいただけたら!と、自信を持って言える作品です。

【戸松】 正直なところ私の周りにも「SAOシリーズ見ようと思ったけど、思っていたより話数が多かった」と見るのを断念する子がいました。『SAO』シリーズの名前は知っているけど、まだ見たこと、触れたことのない人はぜひ、この機会をお勧めします! そして、アスナに魅了されてください(笑)。

(取材・編集/櫻井偉明)

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  • 松岡禎丞『戸松さん、もう人妻なんですけどね……(ハァ)』
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