東京で毎年恒例のデザイン&アートフェスティバル「デザイナート トーキョー 2021(DESIGNART TOKYO 2021)」が10月22日の今日からスタート。5年目を迎える今年は表参道や明治神宮前、六本木など6つのエリアを対象に、84会場でエキシビションを開催しています。「CHANCE!〜かつてないチャンス〜」をテーマに、約300組のデザイナーやアーティストの作品を公開。3つのトピックを軸にFASHIONSNAPおすすめのエキシビションをお届けします。 ■DESIGNART TOKYO 2021会期:2021年10月22日(金)〜10月31日(日)開催エリア:表参道・外苑前/原宿・明治神宮前/渋谷/代官山/六本木/銀座/オンライン参加デザイナー・アーティスト数:約300人会場数:84会場※新型コロナウィルス感染症対策として、混雑時に入場制限等を設ける場合あり公式サイト
オーストリアのデザインデュオ「ミシャー’トラクスラー」は、老舗シャンパーニュ・メゾン「ペリエ ジュエ」とコラボレーションしたインスタレーション「I am Nature」をジャイルフードで世界初公開しています。同作では約150種類の生物を表現。生態系における役割の平等性を強調するため、すべての種が同じスケールで描かれており、様々な植物や生物によってかたどられた姿が鏡に映し出されます。このほか同フロアでは、ミシャー’トラクスラーが2015年に制作した「キュリオシティ クラウド」を展示しています。
コクヨが運営するライフスタイルショップ&カフェ「THINK OF THINGS」では、「プロッタードローイング(Plotter Drawing)」による深地宏昌の作品を公開しています。プロッタードローイングは、プロッターでデジタルデータを物理的な動きに変換し、鉛筆やボールペン、筆ペンなどのアナログな筆材でドローイングをおこなう技法。会場ではプロッタードローイングの作品集などを販売しています。
コワーキングサロン スロス 神南で展示されているのは、山縣良和によるワークショップを経験した6サロンの若手美容師18人がフォトグラファー3人とコラボレーションした写真作品。同ワークショップは、中野製薬による美容の新たな可能性を社会に発信するイベント「BEAUTY IS ART」の一部として実施されました。会場では「Beauty×Fashion」をテーマにした各サロンの作品を揃えています。
また、同会場では高木健太郎と田中聡一朗によるデザインユニット「アランダント(AROUNDANT)」による展示「ピュリズム(PURISM)」を開催。織り機の構造と楽器の演奏によって生まれる動きを組み合わせた高木の作品「W-M project」と、エキスパンドメタルにLEDチップを埋め込んだ田中の照明作品「Less than instrument」を公開しています。
■開催概要展示期間:2021年10月22日(金)〜10月31日(日)所在地:東京都渋谷区神南1-14-7 ワイズ神南ビル2階営業時間:9:00〜19:00 【ポイント3】デザイナートで実現するアートのある暮らし ジャスマック青山に深澤直人のスツールが登場