耳のかゆみで病院を訪れた女性、外耳道を行き来するクモを検査のカメラが捉える（中国）＜動画あり＞

過去にベトナムで耳の中に無数のキノコの形をした真菌が繁殖した女性が話題になったが、このほど中国で耳のかゆみを訴えていた女性が病院で検査を受けたところ、耳の中に生きたクモがいることが判明したという。『Metro』『新京報』などが伝えている。

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中国・湖南省株洲市在住で名前が李さんとだけ伝えられている女性が、今月18日に耳のかゆみで病院を訪れたところ、診察した医師を驚かせることとなった。李さんは前日に外出先から戻った後、耳の中で異音が聞こえてかゆみを感じるようになったそうだ。その後、かゆみは益々ひどくなり感染症を心配した李さんは救急病院で診察を受けることにした。

李さんを診察した医師は、内視鏡で彼女の耳の中を検査することにした。内視鏡の先端にあるカメラが捉えた耳の中の映像をモニターに映し出し原因を探っていた医師だったが、なんと女性の外耳道内にうごめく1匹のクモを発見したのだ。

映像には耳の中を行ったり来たりするクモの姿があり、医師は李さんの耳の中から無事にクモを取り除くことができたそうだ。映像は中国メディアによってSNSで拡散され、中国ネチズンからはこのような声があがった。

「うわ！　これ見た後、なんだか耳がかゆい感じがするよ。」
「もし卵なんか産んでたら、3か月後に500匹の赤ちゃんクモが孵化することになってたかも。」
「今年の夏、耳に小さな虫が飛び込んで来て病院に行ったことがある。医者は専用の道具と生理食塩水を使って取り出してくれたけどね。」

中国では耳の中にクモが入り込んだ例はこれだけではない。昨年4月にも、四川省に住む50歳の女性の耳の中にクモが糸を張り、活発に動き回っていたという。この女性も病院で処置をしてもらい、無事にクモを取り除いたそうだ。



画像は『新京报我们视频　2021年10月18日付微博「女子郊游后感觉耳朵有响声 医生检查在里面看到一只活蜘蛛」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　MasumiMaher）