お味噌汁がワンパターン……みんなはどんな具材を使っている！？

ご飯の用意をするとき、おかずと一緒にお味噌汁を作ることも少なくありませんよね？　しかしレパートリーが少ないと、いくら汁物が必要であっても、味に飽きてしまうこともあるのではないでしょうか。そんなお味噌汁の具材について、あるママがこんな投稿をくれました。

『お味噌汁の具が「わかめ」「豆腐」「油あげ」「なめこ」「えのき」「とき卵」「玉ねぎ」「じゃがいも」「キャベツ」「もやし」「ネギ」。これらを2、3種類入れてのローテーションでワンパターン……。お味噌汁のレパートリーを増やしたい！　みんなの定番みそ汁、変わり種みそ汁教えてください』

お味噌汁がマンネリ化していることから、「レパートリーを増やしたい！」と考えた今回の投稿者さん。たしかに使う具材が限られていれば、どうしてもお味噌汁はワンパターンになりがちです。ですが少し視点を変えてみたり、工夫したりすることで、簡単にこれまでと違ったお味噌汁がききそうな予感もありますよね？　他のママたちはどのようなお味噌汁を教えてくれたのでしょうか。

魚のつみれや貝などを入れた「魚介系お味噌汁」

『イワシのつみれ団子、しじみ、あさり』

『魚のつくねとネギと豆腐』

まずは、魚介系のお味噌汁から。定番のしじみやあさりの他に、つみれやえび、もずくや海苔などを入れる意見もありました。一見貝が入ったお味噌汁は手間がかかりそうに思いますが、最近では砂抜きすることなくそのまます使えるものも販売されているようです。つみれも鍋用のものなど完成された状態で販売されているものもありますし、意外とハードルが低いのに凝って見えるもありがたい一品になりそうです。

風味が出る「きのこ」を入れてみては？

『きのこはしいたけ、舞茸も入れるよ』

お味噌汁にきのこ類を入れると、ふわっと風味が香り、いつもより贅沢なお味噌汁を味わえる気がしますよね。コメントをくれたママの言うように、しいたけや舞茸なども美味しいですが、筆者はしめじを入れるのも好きです。筆者の知人は「エリンギを入れる」と言っていましたが、こちらも香りだけでなく、独特の歯応えが味わえる面白いお味噌汁になりそうな予感ですね。

みそ汁が甘くなる「さつまいも」や「かぼちゃ」

『さつまいもは子どもに人気ですよ〜』

『かぼちゃ』

人によってはお味噌汁に入れるイメージが少ない、さつまいもやかぼちゃ。しかし実は甘みが出て、とても美味しいお味噌汁になります。実は筆者もさつまいものお味噌汁が好きでよく作ります。薄めにスライスしたりサイコロ状に切ると火の通りが早くなり、根菜といえど時間をかけずに完成させることができますよ。甘味ととろみが出てきて、今までとは少し違った食感のお味噌汁を味わうことができると思います。

豚肉を入れて豚汁にするもよし！具だくさんのお味噌汁

『秋冬はごぼうや人参や大根とつくねを入れて具だくさんなものを作るよ』

『豚汁』

投稿者さんは「具材を2、3種類入れる」と話していましたが、いっそのこと具だくさんのお味噌汁にしてしまうのも手です。豚汁にしてしまえばお肉も入りますし、大根やにんじんなどの根菜もたくさん入ります。筆者の場合はしいたけやジャガイモ、キャベツを加えた具だくさんのお味噌汁を作りますよ。たくさんの野菜を簡単に摂れるのも、汁物ならではのよさなのかもしれませんね。

みそ汁の「汁」を変えてみるというママも！

『味噌をかえる。たまに赤だしにしたり田舎味噌にしたり』

お味噌汁がマンネリ化しているのであれば、具材だけでなく味噌を変えてみるのもいいのではないでしょうか？　同じ具材でも、味噌が変わるだけで一気に味わいが変わると思います。その他にも小麦粉を加えるととろみが出ますし、豆乳を加えればまろやかになります。もしもいつも冷蔵庫にあるようなものを具材にしたいのであれば、汁を変えてみる工夫もありだと思いますよ。

お味噌汁は何を入れても美味しく、そしてまとまる不思議な汁物！

お味噌汁の具材には、「絶対にこれだ！」という正解はありません。旬の野菜を使えばもちろん美味しくなりますし、冷蔵庫に残っている野菜でも合わないものを探すほうが難しいくらいだと思います。そのうえ海鮮や肉にも合い、まさに無敵の汁物なのかもしれません。

だからこそ合わせたいものを選ぶのに悩みすぎてしまうのでしょうけれど、いろいろな具材にチャレンジしてお気に入りのお味噌汁を見つけていくのも、家族でできるとても楽しそうなことですよね。

文・こもも　編集・古川純奈　イラスト・Ponko

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