児童手当が「誕生月」によって11万円もの差になる!?

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2021年10月25日 08:11  All About

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写真児童手当の基礎情報を確認しながら、合計支給額の差異について見ていきます。
児童手当の基礎情報を確認しながら、合計支給額の差異について見ていきます。

児童手当は子ども1人につき月額1万円〜1万5000円

何かとお金がかかる子育てを支援するため、子どもを育てる世帯に、児童手当が支給されています。実は生まれ月によってもらえる合計額が異なります。

ここでは児童手当の基礎情報を確認しながら、合計支給額の差異について見ていきます。

現在、受け取れる児童手当の額は次の通りです。

<児童手当額>
○3歳未満:月額1万5000円
○3歳以上小学校修了前
(第1子・第2子):月額1万円
(第3子以降):月額1万5000円
○中学生:月額1万円

※所得制限額は960万円(夫婦+子2人世帯)が基準

○特例給付:月額5000円(所得制限で児童手当が受け取れない場合)

※特例給付は2022年10月から一部廃止へ。2021年、児童手当関連法改正案が成立し、2022年10月支給分から世帯主の年収が1200万円以上の場合は支給が停止されます。これによって浮く資金は、待機児童解消にあてられます。

児童手当の手続き方法は?

児童手当は年3回(2月、6月、10月)、その前月分までの4カ月分が支給されます。児童手当の支給を受けるためには、住んでいる市区町村(公務員の場合は勤め先)への申請手続きが必要です。

支給開始は申請の翌月分からとなります。申請が遅れてしまった場合は、さかのぼって受け取ることはできませんので注意しましょう。お子さんが生まれたら、速やかに手続きをすることが大事です。

振込み口座として指定できるのは、受給者名義の普通預金口座に限ります。子ども名義では受け取れません。手続きの詳細については、住んでいる市区町村に問い合わせましょう。

児童手当は誕生月で11万円もの差に!

児童手当は、実は生まれた月でもらえる合計額が異なります(1、2人目を前提とします)。なぜなら、もらえる最終時期は「中学校卒業まで」と決まっていますが、もらい始める時期は生まれた月で違ってくるからです。

3月生まれ(4月1日生まれを含む)の早生まれの子と4月生まれ(4月2日以降生まれ)の子では、すぐに手続きをしたとして11カ月分の差になります。

何月生まれかに限らず、3歳の誕生日まで月1万5000円が支給される回数は原則同じです。違いは3歳以降、中学校を卒業するまでの月数の差です。

より多くもらえるのは4月生まれの子で、同級生としてもらい終わる時期が同じであるにもかかわらず、3月生まれの子と比べると11カ月の差があります。

11カ月分の差は、累計すると、1万円×11カ月=11万円の差になります。極端な例でいうなら、4月1日生まれの子と、4月2日生まれの子では、誕生日がたった1日違うだけで、11万円の支給額の差になります。

<筆者のつぶやき>
児童手当だけで見るなら、4月2日以降の4月生まれの子は親孝行といえるかもしれませんが、そんなことより、無事に生まれてきてくれたことにこそ感謝ですね。

なお、児童手当は年収により特例給付だけの世帯もあります。しかも、2022年10月以降は世帯主の年収1200万円以上は廃止される見込みです。そもそも児童手当が0円の世帯と比べれば、その差は200万円前後となります。いただける人は有効に活用したいですね。

文:豊田 眞弓(マネーガイド)
(文:豊田 眞弓(マネーガイド))

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