<褒めるためにけなす>【後編】義母と義姉が身内である旦那のことを褒めちぎる……思わず苦笑!

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2021年10月25日 22:21  ママスタジアム

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前回からの続き。義母や義姉が旦那さんのことを「素晴らしい男性!」と褒めちぎることに対して、違和感を抱いている投稿者さん。ママたちからは「うちの義母も同じように褒めたたえます」と共感の声が寄せられました。これぞ親の欲目というものですが、度を超すと失笑を買うもののようです。

しかし身内を褒めているだけならまだしも、どうやら本格的なトラブルにまで発展してしまいそうなケースもあるようですよ。

身内以外をけなす義母も……


『うちの義母は自分の身内のことしか褒めません。例えば義母の家系の親戚は顔のつくりにかかわらず「かわいい」と言い張るし、義兄夫婦の子が産まれたら「お嫁さんのほうに似てるからかわいくない」と言ったり』
『うちの義母も身内ばかり褒める。何かを言ってもすぐ旦那の肩を持つし、孫は旦那や義父に似てると大はしゃぎ。周りの人が「目は私に似てる」と言えば「いいや、目はうちの娘に似ている!」と言い出す。まったく似ていないのに……。極力自分からは義両親とは関わらないようにしてる』
こちらのママさんたちの義母は身内を褒めるだけでは飽き足らず、なんと身内以外をけなすことが日常茶飯事なのだそう。かわいいはずの孫でさえも「お嫁さんに似ているところはかわいくない!」と言い放つほどの徹底ぶりを貫いている様子です。これではママたちが「なるべく関わりたくない」と思ってしまうのも無理はありませんね。

ハッキリと言い返してもいい!


自分ひとりがけなされているならまだ大人の対応で我慢ができるかもしれません。しかし「孫に対する言動はさすがに言い返していいのでは?」との声が寄せられました。
『私の娘の顔が、旦那や義父に似ていると義母がよく言っています。鼻が低いところは義母に似ているとも。「旦那の血だけが入っているんじゃないんだけど!」と言いたくなります。あまりにもしつこく言われるとだんだん腹が立ってくるから……たまに娘が変顔をしているときを見計らって「その変顔、パパにすごくそっくりだよ!」と義母の前でわざと大きな声で言います』
『義父がそうでした。旦那や周りの人が「ママ(私)に似ている」と言うと、「バカ! 似てねーよ!」と毎回言われました。義母がキッパリと「ママが産んだんだからママに似ていて当然」と言ってくれたら、それ以来言わなくなりました。ちなみに息子は私に似ていると言われることが多いです』
「相手からの失礼な言動には、こちらから言い返してもいいかもしれない」とのアドバイスも。お子さんが変顔でふざけているときにわざと「おもしろいお顔! パパにそっくりだね!」と言ってみたり、「ママが産んだのだからママに似ていて当然」と言ってみたり……。あえて嫌味なくサラリと言うことで、相手は思わず言葉を失ってしまうかもしれませんよ。

相手に調子を合わせておくのもあり

『聞き流すことがいちばん賢いと思いますよ。「ハイハイ」って聞いてあげていれば、相手の機嫌はいいわけですから』
『うちの義両親もだなぁ。でも私は気にしない。どれだけ義母が言っていても、近所の人や友だちなど周りの人は「ママに似ている」と言っているし。私は義母がそういう風に言うときは話を合わせるよ。そしてさらに「お義母さんにも似ていますよね〜」と言っている。機嫌をとっておけば害はない』
柳に風といった調子で、相手の言葉に調子を合わせておくのもひとつの手ではないでしょうか。義母からの言葉を受け止めてあげることで、満足して今後はあまり頻繁には言わなくなる可能性もありますね。さらに上級者のテクニックとして、「お義母さんによく似てますよね!」と付け加えることでさらにいい気分にさせることができるかもしれません。こちらは余裕たっぷりの大人の対応と言えるでしょう。

とにもかくにも……身内はかわいいものかも


『きっと投稿者さんの親御さんも、投稿者さんのことを「いい娘」と思っているものよ』
『身内だからそんなものだと思う。投稿者さんもわが子はめっちゃかわいくていい子だと思っているでしょ? 投稿者さんの親御さんも、投稿者さんをいい子だと思っているんじゃないの?』
『そりゃ義母と義姉からしたら、旦那さんは大事なかわいい息子と弟だもん。世界でいちばんいい男だと勘違いしちゃうよ。うちの義母と義姉も同じ。帰省すると、まるで幼稚園児を扱うみたいに2人で世話をやいてくれるよ』
「なんといっても、身内はかわいいもの」との意見も飛び出しました。人前で言うかどうかはさておき、「うちの子が世界でいちばんかわいい!」と思ってしまうのはママあるあるですよね。身内の人間がかわいく思えるというのは、根底にある考えとしては不自然なことではありません。問題は褒め方にあります。

「うちの子は素敵!」という考えはとても素晴らしいもの。しかしそれを人前で頻繁に口にするとなると、受け取り手によって、捉え方が違ってくることもあります。受け取り手としては、自分の感じている像と相手の話す像のギャップに戸惑ってしまうこともあるでしょう。戸惑うだけならまだしも、けなされたと感じた場合にはハッキリと言い返したくなってしまうかもしれませんね。

しかしもし実害がないのなら、相手の言葉に合わせてサラリと受け流してみてはいかがでしょうか。たとえ義母が息子に関してとんでもない勘違いをしていたとしても、それをわざわざ伝えたところで誰も幸せにはなれませんし、誰にとっても損ばかりが残ります。「身内はかわいいもの」と、義母の気持ちをわが身に置き換えて想像することで、モヤモヤとした気持ちが少しだけ減りそうですね。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・猫田カヨ

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