オリックスが2ランスクイズの奇襲成功 大矢氏「セカンドランナーがよく状況を見ていた」

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2021年10月26日 08:04  ベースボールキング

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オリックス・中嶋監督
◆2ランスクイズでダメ押し

 オリックスは今季最終戦で楽天に勝利し、首位に浮上した。

 オリックスは5回二死二塁から紅林弘太郎が楽天の先発・田中将大のスプリットに食らいついて三遊間に運ぶと、ボールはしぶとく三遊間を破り、二塁走者のT−岡田が生還して先制。7回にもヒットと相手守備の乱れから二死一、三塁の好機を作り、再び紅林がライト前にポトリと落ちる右安打を放って2点目を奪った。

 さらに9回には一死二、三塁から安達了一がスクイズを敢行。三塁前へ打球を転がし佐野皓大が生還。さらに三塁手の鈴木大地が一塁へ送球する間に二塁走者の後藤駿太も三塁を回って一気に本塁へ突入し、見事に2ランスクイズを成功させダメ押しとなる4点目を奪った。

 25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた大矢明彦さんは2ランスクイズについて「3点目のスクイズで(試合は)ほぼ決まりなんですが、4点目は楽天が前進守備なので三塁手がボールを処理した時点でセカンドランナーはとにかくGOで行ったんですよね。オリックスの勢いが4点目を生んだ」と解説し、「抜け目のないというかセカンドランナーがよく状況を見ていた。これはベンチからすればうれしい1点なんですよね。選手がやってくれたという。喜べる1点ですね」と二塁走者の後藤の好判断を評価した。

 同じく解説を務めた野村弘樹さんも「あそこはギャンブルでアウトになってもよくてセーフになったら儲けものというプレーなので、あの4点目でさらにダメを押しましたね」と勝利を決定づけるワンプレーを称えた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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  • 2塁から躊躇なく回ってきたし、見事に狙われていた。わが楽天に『3塁で止まるもの』との選手の中の常識が否定されて新たな常識が生まれたのは良かった。
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