マンチェスター・Uのオーレ・グンナー・スールシャール監督が続投するようだ。26日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。
マンチェスター・Uは24日に行われたプレミアリーグ第9節で本拠地に宿敵リヴァプールを迎え撃ったが、前半だけで4失点を喫するなど0−5の大敗。リーグ戦直近4試合で1分3敗と勝利がなく、首位チェルシーとの勝ち点差は「8」となっている。
この結果を受け、解任が噂されるようになったスールシャール監督だが、今後もマンチェスター・Uで指揮を執る見込みだという。リヴァプール戦の結果にはクラブ関係者も失望しているようだが、当面の焦点は「改善と問題点の整理」だとクラブ内では考えられている模様。「クラブ側からは、現時点でスールシャール監督の職が脅かされているとの示唆はない」と、『スカイスポーツ』は伝えている。
また、後任候補には昨季までインテルを率いたアントニオ・コンテ氏の名前が挙がっている。しかし、『スカイスポーツ』によると、コンテ氏とマンチェスター・Uの間には何の接触もないようだ。
現在48歳のスールシャール監督は現役時代、1996年夏から2007年夏にかけてマンチェスター・Uでプレー。引退後はモルデやカーディフ・シティなどの監督を務め、2018年12月にジョゼ・モウリーニョ前監督の後釜としてマンチェスター・Uの暫定監督に就任した。2019年3月から正式監督に就任し、今夏には1年の延長オプションが付いた2024年6月30日までの新契約を結んでいた。