幻想的かつ神秘的 独自の世界観を有するジオラマ作家の作品がファンタジー

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2021年10月26日 18:01  おたくま経済新聞

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おたくま経済新聞

幻想的かつ神秘的 独自の世界観を有するジオラマ作家の作品がファンタジー

 CGや実車撮影などの映像制作のかたわら、趣味でジオラマ製作をしているMASAKIさん。


 ただその「趣味」では、浜松ジオラマグランプリにて既成キット部門のグランプリを受賞したり、模型雑誌ではライターとして作例を紹介したりと高い評価を獲得。つい先日には、これまで自身が携わった作品の一部をTwitterにて紹介し話題となりました。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


 この日は、「#作風が好みって人がいればいいなぁ」というハッシュタグを用いて作品4点を紹介しています。「夏の日」「夜景の水没ジオラマ」「Steel island」「遊園地の悪魔」と名付けられたジオラマです。


 「『夏の日』は、アオシマ(註:模型メーカー)の『建築浪漫堂』の団地模型をベースに、各部屋の間取りなどを3Dプリンタを使用して製作しました。また、各部屋に灯がともるようにLEDを仕込んでいます」


 「『夜景の水没ジオラマ』は、数年前にオーダーをいただいて製作したものなんですが、『ビルの窓が光る』という仕掛けは、先方からの要望で取り付けたものなんです」


 「『Steel island』は、ジオラマ内の建物関係は全て3Dプリンタで出力しています。海底には割れ目を入れているんですが、そこからLEDで光らせることで、幻想的な雰囲気を楽しめるようにしています」


 「『遊園地の悪魔』も、全て3Dプリンタを用いて製作しています。『水没して廃墟になった遊園地に住み着く悪魔とは?』という設定から命名しています。全体的に小さい作品が分かりにくいんですが、実は複数のダイオウイカが住処にしています」


 こう4つの作品について紹介してくれました。どの作品も、幻想的かつ神秘的な世界観に加え、本業が映像クリエイターということもあってか、そこに「変化」の要素が加えられています。


 今回「#作風が好みって人がいればいいなぁ」という、作品への評価を求めるタグを用いて投稿したMASAKIさん。これに対してはもちろん「好み」と評価するユーザーが続々。大きな共感が集まっています。


 ちなみに、MASAKIさんは、かつてはホビージャパンの「オラザク選手権」にて、作品「Nest of Viper」がサンダーボルト部門金賞を受賞したりと、ガンプラ関連でも活躍中。SNSでは、InstagramやYouTubeでも情報発信を行っています。



<記事化協力>
MASAKIさん(Twitter:@MasakiSe/Instagram:@masaki1006)


(向山純平)


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