ヤクルトが6年ぶり8度目のリーグ優勝 2年連続最下位から巻き返し歓喜

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2021年10月26日 21:32  ベースボールキング

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ベースボールキング

3回、中村の2点二塁打で生還し、雄たけびを上げるヤクルト・村上=横浜
● DeNA 1 − 5 ヤクルト ○
<25回戦 横浜>

 ヤクルトの6年ぶり8度目となるリーグ優勝が決まった。優勝へのマジックを「2」として迎えた26日、ヤクルトは敵地で行われたDeNA戦に勝利し、2位の阪神が中日戦(甲子園)に敗れたため決定。ヤクルトは前回優勝の2015年シーズンに続いて、前年度最下位からの優勝となった。

 ヤクルトは10連戦中の9月22日に首位へ浮上すると、球団史上最長となる13試合連続無敗で9連勝をマークするなど加速。10月8日に優勝へのマジックナンバー「11」を点灯させ、最後は足踏みしながらも、マジック点灯から14試合かけて優勝を決めた。

 今季は山田哲人、村上宗隆の主軸に加えて、4月下旬から合流した新助っ人のホセ・オスナとドミンゴ・サンタナが打線に厚みをもたらし奮闘。交流戦の直前から「1番」に定着した塩見泰隆の働きも光り、26日終了時点で12球団唯一のシーズン600得点超えを達成した。

 課題と見られていた投手陣も、規定投球回到達者はいないものの、シーズン後半は小川泰弘、原樹理、高橋奎二に続いて、高卒2年目の奥川恭伸も登板間隔を空けながら主戦級の投球を披露。

 ホールドのシーズン日本記録を樹立した清水昇とスコット・マクガフの“勝利の方程式”を柱にリリーフ陣も充実しており、シーズン終盤は先発ローテの一角だった田口麗斗とアルバート・スアレスをブルペンへ配置転換。登板過多をカバーする投手運用もハマった。

 昨季まで2年連続最下位と苦杯を喫したが、今季は25日終了時点で打線がリーグ最多612得点を挙げ、投手陣もリーグ2位の防御率3.46と奮闘。得失点差は12球団ダントツの「+95」を記録するなど、投打がピタリと噛み合い6年ぶりのリーグ優勝を掴んだ。


【動画】ヤクルトナイン歓喜の瞬間!6年ぶり8度目のリーグ優勝決定
🎉ヤクルト🐧

🎦 @DAZN_JPN
📝 歓喜の瞬間は2001年と同じ横浜で! 6年ぶり8度目のリーグ優勝🙌#swallows #絶対大丈夫 pic.twitter.com/fhUFVFniqu— ベースボールキング⚾🥎 (@BaseballkingJP) October 26, 2021



優勝が決まった瞬間のスワローズベンチ!#チームスワローズ #絶対大丈夫#swallows pic.twitter.com/8noU1ix2Sx— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) October 26, 2021

このニュースに関するつぶやき

  • ヤクルトファンとして最高に嬉しい!かつて阪神優勝時はモニターでヤクルトの敗戦によって決まったが今回は逆にヤクルトがモニターで阪神の負けを見守った!ある意味やり返したな
    • イイネ!43
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