若手の台頭目立つ阪神 不調の西、藤浪、岩貞ら「中堅組」は背水の陣に

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2021年10月27日 10:00  AERA dot.

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写真阪神の矢野燿大監督(c)朝日新聞社
阪神の矢野燿大監督(c)朝日新聞社
 激しい優勝争いを繰り広げた阪神。その原動力になったのが、「若い力」だ。特に昨秋のドラフトで指名された選手たちの活躍が目立つ。


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 1位で入団した佐藤輝明は広い甲子園を本拠地に新人左打者最多の24本塁打をマークし、75年ぶりに記録を更新した。8月下旬から59打席連続無安打の試練を味わったが、それでも首位快走を牽引した前半戦の大活躍は色褪せない。2位で入団した左腕・伊藤将司もチームに不可欠な存在に。24日の広島戦で6回途中1失点の好投で新人最速の2ケタ勝利に到達。阪神の新人左腕では1967年の江夏豊氏以来の快挙だった。そして、「陰のMVP」の呼び声高いのが6位の中野拓夢だ。俊足巧打のプレースタイルで、4月下旬にレギュラーの座を奪い、2位の近本光司に6差をつける30盗塁をマーク。失敗は2つのみで盗塁成功率93.8%と驚異的な数字を誇る。


「佐藤、伊藤、中野がいなければ阪神はこの位置にいないでしょう。それほど貢献度は高い。この3人だけでなく、若手の台頭が目立つ。先発陣は高橋遥人がシーズン終盤に復帰して抜群の投球を見せている。救援陣は小川一平、及川雅貴が台頭し、野手も島田海吏、小野寺暖と頭角を現している。将来が楽しみな選手が多い」(スポーツ紙記者)


 一方で、期待外れに終わった選手たちもいる。最大の誤算はエース・西勇輝だ。6勝9敗、防御率3.76。前半戦は打線の援護に恵まれない登板が多かったが、夏場以降は集中打を浴びて大量失点を喫する場面が目立った。マウンド上での立ち振る舞いが物議を醸した時も。今月13日の巨人戦で先発した際、右肘の違和感で2回途中に緊急降板。投手コーチや捕手の坂本誠志郎がマウンドに駆け寄る前に、三塁ベンチに消えたまま戻ってこなかった。この態度に対し、「自分勝手すぎる。投げられないのは仕方ないが、マウンド上で次の投手が来るのを待つべき」と苦言が相次いだ。


 復活が待たれる藤浪晋太郎も好調が長続きしない。巻き返しを狙った今年はオープン戦で快投を続け、プロ9年目で自身初の開幕投手に抜擢された。だが制球難が解消されず、6月以降は救援に配置転換。結果を残せず、9月10日に登録抹消されて以降はファーム暮らしが続いている。3勝3敗4ホールド、防御率5.21。持っている能力は高いだけにもどかしい。



 今季から投手キャプテンに就任し、救援の柱として期待された岩貞祐太も不安定な投球内容で期待に応えられていない。4勝0敗12ホールド、防御率4.66。及川雅貴がセットアッパーとして活躍したことでその役割を奪われた。


「先発の頭数を見ると、青柳晃洋、秋山拓巳、ガンケル、高橋遥人、伊藤将司とそろっているので、西勇が絶対的エースと言えなくなってきている。藤浪はいつまでも期待の若手と言われる時期は過ぎている。先発、中継ぎ共に結果を出せないとなると使いどころがない。岩貞も同じことが言えます。持っている球は一級品ですが好調が持続しない。若い力が台頭するという事は、結果が出せなかった『中堅組』は危機であることを意味します」(スポーツ紙デスク)


 西、岩貞は共に30歳、藤浪は27歳。プロ野球選手として脂が乗り切る時期だけに、意地を見せてほしい。(桜庭嘉男)


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  • 西てエースやったん??(笑)藤浪て戦力やったん?(笑)岩貞?Joshinやないの?(笑)
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