今年上半期の新車販売が13年ぶりの10万台突破! つーわけで、大型から原付まで激推しを一挙紹介!! 今、ガチで買うべきオートバイはコレだ!!!

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2021年10月27日 12:01  週プレNEWS

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写真ハーレーダビッドソン スポーツスターS 価格:185万8000〜188万7700円 発売:2021年7月(予約受注開始) 今秋より順次納車予定の新型スポーツスターS。シート高755mmのロースタイルに17インチのマッシブなフロントタイヤを組み合わせた
ハーレーダビッドソン スポーツスターS 価格:185万8000〜188万7700円 発売:2021年7月(予約受注開始) 今秋より順次納車予定の新型スポーツスターS。シート高755mmのロースタイルに17インチのマッシブなフロントタイヤを組み合わせた

バイクが売れに売れている。乗るなら今しかねぇ! そこでモーターサイクルジャーナリストの青木タカオ氏が、ビギナーからリターンライダーまで楽しく乗れる推しのバイクを教えてくれた!!!

【画像】記事内で紹介したガチ買いすべきマシン

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■魅惑の新型マシンも続々登場!

――バイクが売れまくりってマジですか?

青木 今年1〜6月のガソリンバイクの新車販売台数(排気量51cc以上)は14万3959台を記録しました。この数字はコロナ前の19年の同期比で28.2%増! しかも、13年ぶりの上半期10万台超えを達成。この勢いが続くと1998年以来23年ぶりに年間29万台の壁を突き破る可能性も。

――人気の背景には何が?

青木 いわゆる3密を避ける移動手段として、通勤やレジャーでの需要が高まったことが挙げられます。また二輪メーカー各社から魅力的な新型が続々とデビューし、中高年のリターンライダーだけでなく、若い世代や女性をも魅了しているのが大きいのかなと。

――販売絶好調の二輪でガチ買いすべきマシンはどれ?

青木 ナナハン超えの大型なら、ハーレーのスポーツスターSは注目です! 1957年に初代が登場した超ロングセラーの"スポスタ"は世界中に熱狂的ファンがいる。ただ、環境規制により先代までの空冷エンジンが生産終了。ファンはヤキモキしていましたが、ついに水冷エンジンを搭載した新型がデビュー!

――ほお!

青木 最速で公道試乗したんですが、まず160mmのファットタイヤを前輪に履くため、ハンドリングの重さを心配していましたが、スッと車体が素直に寝てくれ、軽快にグイグイ曲がる。車体は低く長いので直進安定性に優れており、乗り心地も文句ナシ!

新開発のDOHC4バルブ60度Vツインの1252ccエンジンは鼓動感を伴いつつ迫力あるサウンドで五感を刺激。次世代のハーレー誕生です。

――国産の推しは?

青木 ヤマハのロードレース世界選手権(WGP)参戦60周年を記念したYZF−R1 ABS WGP60thアニバーサリーです。コイツは期間限定の受注生産です。

モチーフは1980年のYZR500で、ケニー・ロバーツの3年連続チャンピオンを支えた黄色ゼッケン&赤いストロボラインのマシンですからレースファンは悶絶(もんぜつ)確実かと。

――401ccから75ccまでのカテゴリーの推しは?

青木 カワサキがZ650RSを出します! コイツは2018年の発売以来3年連続大型バイク販売1位のバカ売れ大人気車Z900RSの弟分。エンジンはツインで、とても扱いやすい。パワーは68馬力と十分で持て余すことがない。世界的にも「ちょうどいい」と人気になっているこの中間排気量帯でもカワサキは覇権を握る気です。

その証拠に、1970年代に一世を風ふう靡びしたZ650ザッパー譲りのダックテールやゴールドホイールなど外装にもこだわっている。欧州先行発売で、日本発売は来春を予定。販売予定台数や価格は未定ですが、予約段階で即完売もありえると私は予想しています。

――即買える推しはないの?

青木 ヤマハMT−07! 3気筒エンジン搭載のMT−09譲りのモノアイにマイチェンし、発進時などの低速域でスロットルレスポンスがますますリニアになりました。

ハンドルを12mm高くし、左右幅を32mm広げ、ライディングポジションをアップライトにしたのもポイント。ゆったりとツーリングできるし、よりアグレッシブに操れます。さらにバツグンの旋回力を誇り、大型バイクの入門車に最適!

――なるほど。続いてのカテゴリーは?

青木 251ccから40ccならホンダのCB400スーパーフォアで決まりです。実は新車で購入できるラストチャンスが、まさに今だからなんです。

――どういうこと?

青木 通称"スーフォア"は、1992年に発売され、2002年からクラス16連覇を達成(二輪車新聞調べ)したホンダが誇る超ロングセラーです。教習車にも使われるほどの名車ですが、厳格化する環境規制に対応するのがもはや難しい。日本最後の"ヨンヒャク4発"なので中古市場の相場が沸騰するのは確実!

――スーフォアは優等生すぎるという声もありますよね?

青木 最新型を公道試乗しましたが、6750回転で1気筒あたりの作動バルブ数を2から4バルブに切り替える可変バルブ機構のおかげで、全域で力強くスムーズな走りを実現しています。

確かに優等生的という声もありますが、実際に乗ると強力な加速とともに直4ならではの太く鋭い排気音を奏でる。エンジンフィーリングはダイナミックで実に荒々しい。後世に語り継がれるレジェンドですよ。

――126ccから250ccまでのクラスはどれが買い?

青木 機動性と利便性に優れるホンダPCX160は、シティコミューターとしてフル稼働してくれるスクーターです。2017年のデビュー以来、販売台数1位のレブル250に次ぐ人気を誇っています。

エンジンを156ccに拡大したことで高速道路の合流や追い越しもキビキビ走るようになりました。足元が広々としており快適性もすこぶる高い。

――激戦区の125cc以下は?

青木 上半期の出荷は前年同期比4割超増しで、手軽な価格で購入しやすいこの原付二種カテゴリーが最も売れています。なかでも爆売れしているのが、昨年6月に発売されたホンダCT125ハンターカブです。予約段階で年間販売計画8000台を軽く突破する受注を達成! 現在も品薄状態が続いています。

スーパーカブがベースなので普段使いでの扱いやすさは敵ナシの無双状態。しかも、ハンターカブのフレームや足回りは強化されているので、ダート走行までこなせてしまう。マフラーも高い位置に配置されており浅い川なら渡ることも可能です。

さらに荷台が大きいので、キャンプ道具一式が積めてしまう。ソロキャンプの相棒にピッタリ。SNS映えするのもポイント。

――原付一種の推しは?

青木 現実的にはホンダのカブシリーズ(スーパーカブ50/クロスカブ50)ですが、個人的にはホンダが誇る電動三輪スクーターのジャイロ イーが注目株!

低回転からトルクフルなモーターの特性の力で、リアデッキに30kgの荷物を積んでも坂道をグイグイ上る。現在、法人向けのリース車ですが、一般販売されたら即買いしたい一台ですね。

●青木タカオ 
モーターサイクルジャーナリスト。著書に『図解入門 よくわかる最新バイクの基本と仕組み』(秀和システム)など。専門誌『ウィズハーレー』(内外出版社)の編集長。YouTubeチャンネル『バイクライター青木タカオ【〜取材現場から】』

撮影/塩谷佳史 奥隅圭之 中野英幸 写真協力/ヤマハ発動機 カワサキモータースジャパン

このニュースに関するつぶやき

  • だからさぁ、バイクの駐車場もっと作ってよ。有料でいいんだから。コインPの片隅とか自転車置き場の一部にでも。駐められなきゃ使えんよ。
    • イイネ!6
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