できれば母に私たちの家に来てほしかったのですが、母は何度言っても拒否。
私は一人娘です。母の面倒を見る家族は私しかいません。もしこのまま母が亡くなってしまうようなことがあったら、絶対に後悔するでしょう。私は意を決して子どもたちに話をすることにしました。「ママの地元に帰って、おばあちゃんと暮らしたいんだけど……」ところが子どもたちは……。
恥ずかしながら私は、子どもたちは自分についてきてくれると過信していました。しかし子どもたちは引っ越すのを拒否。元夫からは「引き取ろうか」と提案され、子どもと離れる選択肢もあるのかと思った瞬間、私は強く「嫌だ」と思いました。でも母のことも心配なのです。
実家は飛行機で往復する距離で、週末だけ帰るという対応策は現実的ではありません。どうするべきなのか、わからなくなってしまいました。遠距離介護の壁を感じた出来事です。
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中編へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・千永美 作画・よしはな 編集・Natsu