阿蘇山噴火でも「温泉も美味しいご飯も、いつも通り食べられます!」 熊本タクシーの投稿が話題「地元は案外冷静」

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2021年10月27日 17:00  まいどなニュース

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写真阿蘇の観光地はもう平常運転!?(画像提供阿蘇市)
阿蘇の観光地はもう平常運転!?(画像提供阿蘇市)

「あ、そうそう、言っておかないといけない事があります。

【写真】幻想的な阿蘇・黒川温泉「湯あかり」の模様

阿蘇山、もう落ち着いててみんな日常生活に戻ってます。
なので、阿蘇の温泉も美味しいご飯もいつも通り食べられます。ご安心ください。」

熊本タクシーのTwitter投稿が大きな注目を集めている。

10月20日に発生した熊本県阿蘇山の噴火は火砕流をともなう大規模なもので、メディア報道を通して日本中に大きな衝撃を与えた。しかし、もはや阿蘇の観光地では日常が取り戻されているという熊本タクシーの意外な発信に、SNSユーザー達からは

「地元外の方だけが騒いでるような印象を受けます
案外地元民の方々、冷静ですよね」

「毎日あんな噴火をしてるわけではありませんからねー阿蘇に行きたくてウズウズです
桜島はほぼ毎日、噴火してます」

「そういう所に暮している方のコメントには深みがありますよね。毅然とした覚悟と。」

「マスコミって、噴火した情報は伝えても、落ち着いた情報はあまりしてくれませんよね。」

など数々のコメントが寄せられている。

今回の投稿について熊本タクシーWEBマーケティング戦略室のK.Iさんにお話をうかがった。

中将タカノリ(以下「中将」):今回のご投稿のきっかけ、こめられた思いをお聞かせください。

K.I:私も属しております九州の企業公式アカウントの集団、九州Twitter会というものがあります。こちらには阿蘇の旅館、カフェ、ガソリンスタンド等も所属しており、彼等の話から風評被害への懸念を聞いておりました。弊社も観光業に携わっている事、実際被害もなく通常通りに阿蘇も熊本も生活している事。それらを鑑みて、阿蘇の仲間達の為に発信させて頂きました。

中将:噴火報道以降、観光客はどのくらい減少しているのでしょうか?

K.I:現在コロナ禍の影響もあって観光客そのものが減少している状態にあります。噴火報道以降の状況につきましては、現状弊社でも詳しいデータはございません。

中将:気象庁の発表によると、阿蘇山は現在も噴火警戒レベル3(10月25日現在)のようですが、周辺では特に用心の必要はないのでしょうか?

K.I:中岳火口の警戒レベル3はこれまでも幾度となく発生しており噴火も数年に1度発生している事。中岳火口から規制範囲2kmはそもそも人が住んでいる区域でない事。中岳と生活圏内だけでも4〜5キロは離れている事。今回の噴火も火山灰程度の被害しか実際発生していない事。

以上を踏まえ、阿蘇では周囲が騒ぐような被害、危険性は今のところないと思われます。

中将:これまでのSNS上の反響についてご感想をお聞かせください。

K.I:やはり「専門家でもないタクシー屋が大丈夫等言うな」、「阿蘇が危険と分かってて行くわけがない」等の批判もいくつか頂いておりますが、それ以上に阿蘇の方々を心配し、よかったと安堵して下さった方、これかも遊びに行くよと応援して下さっている方が多くおられます。弊社も阿蘇の方々に大変お世話になっておりますので、少しでもそのご恩に報いる事が出来たなら幸いです。

◇ ◇

今後も噴火には注意しなくてはいけないが、それは阿蘇山中岳火口から半径2Km圏内のこと。阿蘇の中心街や観光スポットの大半はそのはるか圏外にあるので、いきすぎた警戒は地域経済に余計なダメージを与えることにつながってしまいそうだ。

なお現在、熊本タクシーではツイキャスプレミアムライブにてオンライン旅行のバーチャルタクシーツアーを開催中。これまで阿蘇にも行き、地域の魅力を発信しているので、ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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