史上初セパとも前年最下位から優勝 順位予想外れ真中氏「誰も当たりませんでした」

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2021年10月28日 06:54  ベースボールキング

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25年ぶりの優勝を果たし、胴上げされるオリックスの中島聡監督<写真=北野正樹>
◆ 番組を代表して謝罪「本当にすいませんでした」

 オリックスの25年ぶりとなるリーグ優勝が決まった。優勝へのマジックを「3」としていた2位・ロッテが27日の楽天戦に1−2で敗れ、残り2試合での自力優勝の可能性が消滅。この瞬間、一度もマジックを点灯しないまま一足先に全日程を終えていたオリックスのパ・リーグ優勝が決まった。

 26日にセ・リーグ優勝を決めたヤクルトと同じく、オリックスも昨季まで2年連続最下位に沈んでおり、両リーグともに前年最下位のチームが優勝するのは史上初の珍事となった。

 CSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、シーズン開幕前に全22名の解説陣が順位予想をしていたが、両チームの優勝を予想していた解説者はおらず「3位」が最高位。ヤクルトは江本孟紀さんと真中満さんを除く20人がBクラス予想(うち11人が最下位予想)で、オリックスに関しては松本匡史さんを除く21人がCS出場圏には届かないとの見解を示していた。

 オリックスの優勝が決まった27日に放送された番組では、出演していた大矢明彦さんが「なかなかこういうことは起きませんでしたけど、みんな『解説者ざまぁみろ』って思ってるんじゃないの」と笑いを誘い、池田親興さんは「プロ野球界のためにも解説者の予想をどんどん外していただいて、覆していただいたほうが野球界は活性化しますし。期待を裏切るというか、こういう方がおもしろい」と、大方の予想を覆して頂点に駆け上がった両チームを祝福。

 番組MCを務めた真中満さんは、解説陣を代表して「『プロ野球ニュース』チームは誰も当たりませんでした。本当にすいませんでした」と、22人全員が両チームの躍進を見抜けなかったことを謝罪した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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  • ヤクルトはサンタナ・オスナが当たりでオリックスはラオウのは覚醒だな
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