日本ハム「新庄新監督」で、西川遥輝レギュラー白紙の可能性も 「あの肩では厳しい」の指摘

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2021年10月28日 11:10  AERA dot.

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写真新庄剛志氏(c)朝日新聞社
新庄剛志氏(c)朝日新聞社
 今季限りで日本ハムを退任する栗山英樹監督の後任として、球団OBの新庄剛志氏の新監督就任が決定的となっている。栗山監督は10年に及ぶ長期政権だったが、近年は下位に低迷するシーズンが続いていた。侍ジャパンの監督として東京五輪で金メダルに導いた球団OBの稲葉篤紀氏がGM就任することが発表されている。フロントを一新し、現場も新しい風が吹く。新庄氏が新監督に就任すれば、どのようなチーム作りをするだろうか。


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 スポーツ紙デスクはこう分析する。


「日本ハムは『栗山チルドレン』がチームを長年牽引してきましたが、レギュラー争いは白紙になると思います。中心選手だった西川遥輝も例外ではない。今年は長年守っていた中堅から左翼に回ったがあの肩では厳しい。浅い左前打でも二塁走者が本塁生還するケースが目立った。現役時代に強肩と球際の強さで球界屈指の外野手として活躍していた新庄氏は、外野の守備強化に乗り出すでしょう。西川をどう起用するか注目されます」


 西川は評価が難しい選手だ。昨季の成績なら申し分ない。115試合出場で打率.306、5本塁打、42盗塁。盗塁王はならなかったが、四球はリーグ最多の92で出塁率.430とリードオフマンとして活躍した。オフにはポスティング申請でのメジャー移籍を目指したが、実現せず。好条件のオファーが届かなかった理由は、「外野の守備」だった。


「40、50本塁打打てるパワーヒッターなら別だが、西川みたいなヒットメーカーは守備で肩が弱いと厳しい。レッズの秋山翔吾が思うような打撃ができていないが、それでも重宝されるのは外野での守備力が評価されているから。西川は肩だけでなく、打球判断も良いとは言えない。今季海外FA権を取得したが、メジャー契約は厳しいだろう」(メジャーのスカウト)


 今季は打撃も精彩を欠いた。128試合出場で打率.233、3本塁打、35打点。チームトップの23盗塁をマークしたが、失敗は11で盗塁成功率67.6%と決して高い数字とは言えない。年俸2億4000万円に見合った活躍をしているかというと疑問が残る。



 日本ハムは今、変革の時期を迎えている。シーズン中の暴力事件により、不動の4番だった中田翔が巨人にトレード移籍。遊撃のレギュラーを務めていた中島卓也も近年出場機会を減らしている。プロ入り後は思うような活躍ができなかったが、根強い人気を誇った斎藤佑樹、谷口雄也も現役引退を決断した。


 球界を代表する選手として活躍してきた西川も外野陣の中で安泰の立場ではない。誰もが認める野球センスを持ちながら、故障に泣かされていた浅間大基が中堅の定位置を確保。俊足を生かした広い守備範囲を誇る五十幡亮汰、鉄砲肩が武器の万波中正、高い身体能力を誇り、復活を期す大田泰示もいる。新外国人を指名打者で起用する場合は、安打製造機の近藤健介が外野の一角に入る。


「新庄氏のことだから守備位置も大きなサプライズがあるかもしれない。守備に不安がある西川を外野から一塁に回す可能性も十分考えられる。監督が代わって、横一線のレギュラー争いになるので若手たちのモチベーションも高いでしょう。来年の日本ハムは楽しみですね」(スポーツ紙記者)


 西川はベンチに置く選手ではない。スタメンで出場して結果を出す選手だ。FA権の行使を含めて今後の動向が注目される。(桜庭嘉男)


このニュースに関するつぶやき

  • 日ハムの選手にどれだけ努力をさせられるか。新庄監督楽しみやね。
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  • んで、新監督にもう決まったの??記事がないんだけど
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