太っ腹キアヌ・リーブス、『ジョン・ウィック』スタントマンに刻印入りロレックスをプレゼント

日頃から“いい人エピソード”に事欠かないキアヌ・リーブスは、共演者思いの俳優としても知られている。最新作『ジョン・ウィック4（原題）』をこのほど撮り終えたキアヌは、スタントマンとして同作を支えた4名の男性達に、メッセージを刻印した高価なロレックスの腕時計をプレゼントしたという。

今月23日、パリのレストラン「Bistrot Paul Bert」に俳優キアヌ・リーブスの姿があった。キアヌはこの日、自身の人気シリーズ最新作『ジョン・ウィック4（原題）』でスタントマンを務めた4名の男性とともに同店を訪れたのだが、このディナーの席で彼らはキアヌから大変高価な“ラップ・ギフト”を受け取っていたことが報じられた。

“ラップ・ギフト”とは、撮影終了時に俳優が現場スタッフに贈るプレゼントのことで、裏方として作品を支えてくれた人々に感謝と労いの気持ちを伝えるものだ。4名のスタントマンのうち、ジェレミー・マリナスさんとブルース・コンセプシオンさんは、のちに自身のInstagramストーリーに

「今まで最高の“ラップ・ギフト”だよ！」

「もらったばかりの新品　ありがとう、ブラザーKR（キアヌ・リーブス）」

とコメントを添え、キアヌからプレゼントされた高価な腕時計の写真をアップした。

このほどキアヌがプレゼントしたのは、「ダイバーズウォッチの原型」として知られ、水深100mまでの防水性能を備えたロレックス「サブマリーナー」。価格は1本およそ100万円とのことだが、昨年9月に発売されたこの新作モデルは現在特に入手が困難だという。

SNSにアップされている写真からは、そんな高価な腕時計の裏蓋に

「The John Wick Five」
「Thank you Keanu JW4 2021」

と刻まれたメッセージや、1人1人の名前が刻印されているのが見て取れる。

キアヌのファンのInstagramには、キアヌと4人のスタントマン達がそれぞれの左手首につけたお揃いの「サブマリーナー」を披露したショットも公開されており、

「ハリウッド一の太っ腹俳優！」
「共演者思いのニクすぎる演出が最高！」

といった称賛コメントが多数寄せられていた。

富や権力といったものには一切執着せず、ハリウッドセレブらしからぬ質素なライフスタイルを好むことで知られるも、共に仕事をする仲間に対してはとんでもなく太っ腹な一面を度々覗かせているキアヌ。過去には『マトリックス』シリーズのギャラの中から、特殊効果スタッフや衣装スタッフの1人1人に感謝の気持ちとして100万ドル（約1億1400万円）ずつプレゼントした―という逸話も残っているほどだ。

ファンや制作スタッフなど、日頃から周囲の人達への思いやりと感謝の気持ちを忘れないキアヌ・リーブス。彼の太っ腹エピソードや、“国宝級”とも称される“いい人”エピソードはこれからもさらに増え続けていくことだろう。

画像2枚目は『WATCHMANIA　2021年10月25日付Instagram「Keanu Reeves bought Rolex Submariners for the stunt team of John Wick 4, what a great gesture」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　c.emma）