ニューカッスル、試合中断して治療を受けたファンの退院を発表

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2021年10月28日 14:18  サッカーキング

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試合中にスタンドの異変に気づいて主審に伝えるレギロン [写真]=Getty Images
ニューカッスルは27日、先日行われた試合中に観客席で倒れたファンが無事退院したことを発表した。

 今月17日に行われたプレミアリーグ第8節ニューカッスル対トッテナムの一戦でトッテナムが2−1とリードして迎えた40分、ニューカッスルの本拠地『セント・ジェームズ・パーク』の東スタンドにいた観客の一人にアクシデントが発生。そのことに気づいたトッテナムのDFセルヒオ・レギロンがアンドレ・マリナー主審に緊急事態を伝え、試合が一時中断となった。

 トッテナムのDFエリック・ダイアーの呼びかけもあり、AED(自動体外式除細動器)を持ったスタッフがスタンドへと向かうなど、観客の処置が行われ、病院へと搬送された。なお、中断から約15分後に再開された試合は3−2でトッテナムが勝利していた。

 病院へと搬送されていた観客のアラン・スミス氏の容態は安定していることが明らかになっていたが、26日に無事退院したことが発表された。クラブ公式サイトによると、同氏は「今後数日間のうちに家族や友人に会えることを楽しみにしており、全ての人々に感謝の意を表します」と語っているという。また、息子のポール氏も医療スタッフの対応に感謝しつつ、家族が全員に感謝していることを述べていると伝えている。

 なお、アラン氏は今後自宅で体力の回復のために約2〜4週間を費やす模様で、11月の終わり、または12月の初めには再び『セント・ジェームズ・パーク』へ訪れることを目指しているようだ。
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