2022年に向けて動きはじめているGT300ストーブリーグ。GTA-GT300車両がさらに台数増か

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2021年10月28日 20:01  AUTOSPORT web

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写真2021年スーパーGT第6戦オートポリス GT300グリッドの様子
2021年スーパーGT第6戦オートポリス GT300グリッドの様子
 2021年のスーパーGTは、10月23〜24日に行われた第6戦オートポリスを終え、いよいよ残り2戦となった。ここから11月6〜7日の第7戦ツインリンクもてぎ、11月27〜28日の第8戦富士とタイトなスケジュールで締めくくられることになるが、大注目のタイトル争いに加え、2022年に向けた動きも出はじめている。GT300クラスの“噂”をおぼろげな状態ながらお届けしよう。

 GTA-GT300(2020年までJAF-GT300と呼ばれてきた規定)、GT300-MC、FIA-GT3と多種多様な車種が争い、タイヤウォーズも相まった複雑な戦いが展開されているGT300。参加条件によって性能は均衡化されているが、2021年の様相を見ると、全6戦中GT3の優勝は開幕戦富士でのリアライズ 日産自動車大学校 GT-Rの1勝のみという状況だ。

 第4戦もてぎではmuta Racing Lotus MCがマザーシャシー唯一の優勝、他の4戦はすべてGTA-GT300規定車両が優勝している。なお、muta Racing Lotus MCのボディはイギリス車のロータスだが、それ以外はすべて日本車が勝っているというのもあまりない状況だ(ちなみに予選はGAINER TANAX GT-Rが2回、SUBARU BRZ R&D SPORTが3回、31号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTが1回ポール獲得。ダンロップの速さが際立つ)。

 この状況を見ると、GTA-GT300車両の台数が増えていくのが自然の流れかもしれない。現段階でパドックの噂をまとめると、2022年に向けて既存チームのなかで3台は“新造車”のGTA-GT300車両が登場することになりそう。

 具体的な部分は、書くことでチームに迷惑がかかってしまうため避けるが、4月にすでに報じたとおり、トヨタGR86をベースとした車両、そしてすでに走っているがトヨタGRスープラが“新造車”として登場しそうだ。ただし、そのうち1台は“成り立ち”が異なる。これらの車両については、2台は2022年1月ごろ、そして“成り立ち”が異なる1台は11月ごろには詳細が分かるかもしれない。

 ちなみに、GTA-GT300車両の新造車はもう1台噂されているが、こちらは2022年に新規参戦を希望しているチームが使用する計画だ。ただ、スーパーGTでは新規参戦するためには既存チームが参戦を取り止め、空いた参戦枠に入るためGTアソシエイションから認められなければならない。まだ交渉中のようだが、どうなるかが2022年に向けての注目のポイントだ。参戦枠は近年オフの話題のひとつで、2022年に向けても“順番待ち”のチームが複数いる。

 そして2022年に向けて導入が確実なのが新たなGT3カー、BMW M4 GT3だ。BMW Team Studieが導入予定で、早い段階で日本で見られるかもしれない。こちらも楽しみな一台だろう。現在のところ、他のGT3使用チームからはまだあまり2022年に向けた噂は聞こえてこないが、ドライバーの移籍等についても水面下で多くの動きがあるはずだ。当然GT500も絡んだ話になるはずで、今後活発になっていきそうだ。
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