伝説的デスゲーム系マンガ『地上100階』が復活! 国営ギャンブル「バベルダンジョン」に閉じ込められた主人公の行方は?

0

2021年10月28日 20:41  ダ・ヴィンチニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ダ・ヴィンチニュース

写真『地上100階〜奴隷に堕ちた女と絶望ダンジョン〜』(桃田テツ:漫画、黒井嵐輔:原案/ピッコミックス)
『地上100階〜奴隷に堕ちた女と絶望ダンジョン〜』(桃田テツ:漫画、黒井嵐輔:原案/ピッコミックス)

 日常生活の中で、自分の命を賭してなにかにチャレンジする「生か死か」の状況を体験することは、ほとんどない。法治国家である日本において、人がそんな極限状態に追い込まれるなんて想像もしづらい。だからだろうか、フィクションの世界で「デスゲーム系」と呼ばれるジャンルは一定の人気を誇り、支持されている。読者はきっと、そこに「絶対に体験できない恐怖や興奮」を求め、一歩引いた安全地帯からそれを楽しむのだ。

過酷な中学受験の裏側を描くマンガ『二月の勝者』―― 受験塾のゾッとする実態とは?

 そんなデスゲーム系の中で伝説的な人気を集めた作品がある。それが『地上100階〜奴隷に堕ちた女と絶望ダンジョン〜』(桃田テツ:漫画、黒井嵐輔:原案/ピッコミックス)だ。

 本作はもともと、2017年8月よりLINEマンガオリジナルとして配信されていたもので(当時は「〜脱出確率0.0001%〜」というサブタイトルが付けられていた)、2018年4月にはLINEマンガ人気ランキングで1位を獲得。単行本は累計発行部数60万部を突破し、勢いに乗っていたものの、73話が更新されたタイミングで連載が休止になってしまった。

 ところが、ここで朗報が! 今年10月からピッコマに場所を移し、連載が再開されることになったのだ。しかも再開にあたって1500コマ以上が加筆修正され、全編フルカラー、スマホに最適化された縦読みにアップデートとのこと。未読の人はもちろん、連載を追いかけていた既存のファンも新鮮な気持ちで楽しめるようになっている。

 本作の面白さはどこにあるのか。それはまず設定だろう。主人公たちが参加するデスゲームの舞台である「バベルダンジョン」は、なんと日本政府公認の“国営ギャンブル”。参加資格は不問で、無事にゴールまで辿り着いた者には100億円が用意されているという。そしてチャレンジャーと呼ばれる参加者たちは、莫大な賞金を狙い、自ら望んでバベルダンジョンへと運ばれていく。

 ところが、本作の主人公・黒海樹は、自らバベルダンジョンに志願したわけではない。気がつけば、ダンジョン内に運ばれてしまっていたのである。でも、そんな言い訳は通用しない。チャレンジャーたちはみな自発的に参加したと見做されるため、救済措置もないのだ。樹にとってはまさに絶望的な状況。本作はそんな樹が困惑するシーンから幕を開ける。

 わけもわからないまま、課せられる「ミッション」。それをクリアしない者には「ペナルティ」が下される。しかし、内部で出会うチャレンジャーたちは、どの人物もクセが強い。それもそのはず、誰もが賞金を狙っているのだから、他者を蹴落とそうとするのも当然だ。誰にも頼れず、自分で状況を打破するしかない中、樹は知恵を凝らしてミッションに挑んでいく――。

 道中ではさまざまな人物と接触する。その中にいる本作の“ヒロイン”と樹は、どうやら外の世界でも知り合いだったよう。けれど、樹にはそれがわからない。記憶を消されてしまっているため、自分にとって彼女がどんな存在だったのか思い出せないのだ。この枷もまた、物語を大きく盛り上げていく。

 国は助けてくれない、チャレンジャー同士も敵対関係にある、そして自分は記憶を失っており状況が把握できない……。まさに絶望的な要素が山盛りの状態で、樹は勝ち抜くことができるのか。「生か死か」の中、「生」を選び取ることができるのか。伝説的デスゲーム系マンガが、再び話題になりそうである。

文=五十嵐 大

ピッコマ作品ページ:https://piccoma.com/web/product/74509

    ランキングゲーム・アニメ

    前日のランキングへ

    オススメゲーム

    ニュース設定