レスターのブレンダン・ロジャーズ監督が、カラバオ・カップで起用した若手選手に一定の満足感を示している。イギリスメディア『BTスポーツ』が伝えている。
レスターは27日、カラバオ・カップ4回戦でブライトンと対戦。2−2でPK戦に突入し、4−2で制し8強にコマを進めた。
この試合でロジャーズ監督はアカデミー生を5人起用。生え抜きの台頭はファンにとってもうれしいことだが、指揮官にとっても喜ばしいことのようだ。
「5人のアカデミー生を起用したが、彼らがこのような経験を積むことができたのは素晴らしいことだよ。彼らにとっても良い教育となっただろう。選手たちにしても、時間を得られるというのは精神的にも良いことだろう」
また、7歳から下部組織で育つMFハムザ・チョーダリーがキャプテンマークを巻いたことについても言及。「ここで子どものころから育ったチョーダリーが、アームバンドを巻いて、自分の街でファンの前を歩いた瞬間は、彼にとってとても良いことだ。素敵な瞬間になったね」とコメントを寄せている。
さらに、昨シーズンはFAカップを制したレスター。同監督は多くの大会を戦うことの大変さを説きつつ、「私たちは全部の大会を戦いたい。これだけ多くの大会があれば難しいことだけどね。私たちはいつも勝てるチームを作ろうとしている」と意気込みを語っている。