ブンデスリーガ第10節が31日に行われ、MF遠藤航とDF伊藤洋輝が所属するシュトゥットガルトは、敵地でアウクスブルクと対戦した。遠藤は中盤の一角でフル出場。伊藤は3センターバックの中央で先発出場し、67分までプレーした。
シュトゥットガルトは7分に先制する。左からのパスを中央で受けた遠藤が右に展開し、受けたクリス・ヒューリッヒはドリブルでカットイン。左足を振り抜き、ゴール右下に突き刺した。
16分、シュトゥットガルトにアクシデントが発生する。カウンター攻撃の途中でヒューリッヒが足を負傷。一時はプレーを続けたものの、22分にタンギ・クリバリとの交代でピッチを後にした。
アウクスブルクは30分に追いつく。アルネ・マイアーが供給したアウトスイングの右コーナーキックにリース・オックスフォードが頭で合わせた。
シュトゥットガルトは35分、再びアクシデントが発生する。空中戦の際にマルク・オリヴァー・ケンプフがハムストリングを負傷し、クリントン・モラとの交代でドレッシングルームへと引き上げた。
同点で折り返すと、53分にアウクスブルクが逆転する。マイアーが左コーナーキックからインスイングのボールを供給すると、相手はクリアできずにボールがゴール前にこぼれる。これをジェフリー・ハウウェレーウが押し込んだ。
72分、アウクスブルクが点差を広げる。敵陣中央で獲得したフリーキックから柔らかい浮き球がペナルティエリア右に送られると、オックスフォードが頭で折り返す。ボールは遠藤にクリアされたものの、こぼれ球を回収したアルフレズ・フィンボガソンがニアに落とし、フロリアン・ニーダーレヒナーが押し込んだ。
アウクスブルクは81分にダメ押しの4点目を獲得する。カウンターから敵陣に押し込むと、左からアンディ・ぜチリがペナルティエリア手前に折り返す。受けたフィンボガソンは右足を振り抜き、ゴール左下に突き刺した。
試合はこのまま終了し、シュトゥットガルトは5試合ぶりの黒星で今季4敗目となった。アウクスブルクは5試合ぶりの白星で今季2勝目となった。
次節、シュトゥットガルトは11月6日にMF奥川雅也が所属するビーレフェルトと対戦する。アウクスブルクは同日にヴォルフスブルクと対戦する。
【スコア】
アウクスブルク 4−1 シュトゥットガルト
【得点者】
0−1 7分 クリス・ヒューリッヒ(シュトゥットガルト)
1−1 30分 リース・オックスフォード(アウクスブルク)
2−1 53分 ジェフリー・ハウウェレーウ(アウクスブルク)
3−1 72分 フロリアン・ニーダーレヒナー(アウクスブルク)
4−1 81分 アルフレズ・フィンボガソン(アウクスブルク)