ミラン、イブラのFK弾などでローマとの上位対決制す!…退場者を出すもリーグ7連勝

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2021年11月01日 08:26  サッカーキング

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強烈な直接FKを決めたイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images
セリエA第11節が10月31日に行われ、ローマとミランが対戦した。

 リーグ戦では安定感を発揮し、ここまで6連勝を果たしている2位のミラン。ズラタン・イブラヒモヴィッチが先発に名を連ねた今節は、ジョゼ・モウリーニョ率いる4位のローマと敵地での上位対決を迎えた。

 試合は開始3分、最初にチャンスを作ったローマは、マティアス・ビーニャの突破から折り返しにロレンツォ・ペッレグリーニが合わせるもゴールとはならない。一方のミランも6分にラファエル・レオンの落としを受けたフランク・ケシエが左足で狙うも、これは枠を捉えられなかった。

 すると均衡したまま迎えた25分、ミランはペナルティエリア付近でFKを獲得すると、キッカーはイブラヒモヴィッチ。右足から放たれた地を這う鋭いボールがファーサイドへと突き刺さり、ミランがエースの一撃で先制に成功する。また38分には、イブラヒモヴィッチの演出から最後はR・レオンがネットを揺らしたものの、こちらはオフサイドの判定となり追加点とはならない。

 後半に入ってもチャンスを作ったのは1点リードのミラン。50分、シモン・ケアーのロングボールに抜け出したイブラヒモヴィッチが胸でのコントロールから右足で流し込む。しかしこれもVARの末にオフサイドとなり、ゴールは取り消しとなった。

 それでも続く53分、ピンチを凌いだミランはカウンターを繰り出すと、イブラヒモヴィッチがゴール前へ抜け出したところで倒されPKを獲得。これをフランク・ケシエが中央へ決め、リードを2点に広げる。

 しかし白熱の上位決戦はこのままでは終わらない。66分、テオ・エルナンデスが2枚目のイエローカードで退場処分となると、ゲームの主導権は一気にローマへ。ミランは守備的なカードを切って逃げ切りを図ると、82分にニコロ・ザニオーロが放ったヘディングシュートもなんとかブロックでかき出す。

 押し込むローマは90+3分、左サイドからクロスを放り込むと、そのこぼれ球に反応したステファン・エル・シャーラウィがようやく1点を返すことに成功。残された時間ではさらなる猛攻を見せたものの、ブロックを敷くミランを前に追加点は奪えなかった。

 試合はこのまま終了。苦しんだミランだったが、これでリーグ7連勝となり、首位ナポリと勝ち点で並ぶ2位の位置をキープした。

 次節は7日、ローマはアウェイでヴェネツィアと、ミランはホームでインテルとのダービーを迎える。

【スコア】
ローマ 1−2 ミラン

【得点者】
0−1 26分 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(ミラン)
0−2 57分 フランク・ケシエ(ミラン)
1−2 90+3分 ステファン・エル・シャーラウィ(ローマ)

このニュースに関するつぶやき

  • セリエAのファンなら主審マレスカで全てを察して。コンテにブチギレられたりイブラヒモビッチ退場にしたり色々やらかして処分されて復帰してまたやらかしてんだもんなぁ。ダメだよこいつ
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