トッテナムは、アントニオ・コンテ氏の招へいを画策しているようだ。11月1日、イタリアメディア『スカイスポーツ』や同メディアのジャンルカ・ディ・マルツィオ記者が報じた。
トッテナムは10月30日に行われたプレミアリーグ第10節マンチェスター・U戦で0−3の完敗を喫し、ここまでのリーグ戦で5勝5敗と低迷している。成績不振を受け、今シーズンから指揮をとっていたヌーノ・エスピリト・サント前監督を11月1日に解任した。
報道によると、トッテナムのチームマネージメントを担当するファビオ・パラティチ氏は、ユヴェントス時代に共闘したことがあるコンテ氏を新監督候補リストの最上位に載せている模様。コンテ氏は今夏、パラティチ氏が就任する前にもトッテナムの監督就任が噂されていたが、そのときは補強方針などをめぐって就任が実現していなかった。
今回のトッテナムはコンテ氏の招へいに自信を持っており、『スカイスポーツ』によると、コンテ氏は数時間後にロンドン入りする模様。契約の詳細を詰め、2023年6月30日までの1年半契約を結ぶと見られている。
現在52歳のコンテ氏は、これまでユヴェントスやインテル、チェルシーなどを指揮。4度のセリエA優勝や2016−17シーズンのプレミアリーグ制覇などを成し遂げている。