1日、エヴァートンのラファエル・ベニテス監督がクラブ公式サイトを通じてコメントを残した。
同日、エヴァートンはアウェイでウルヴァーハンプトンと対戦。試合はイングランド人DFマクシミリアン・キルマン、メキシコ代表FWラウル・ヒメネスに決められ、2点を追う展開に。後半にナイジェリア代表FWアレックス・イウォビのゴールで1点を返したが、反撃及ばず1−2で敗戦を喫した。これでエヴァートンは3連敗かつ4試合未勝利となっている。
試合後、ベニテス監督がインタビューに応じ、後半のパフォーマンスで示したキャラクターを示さなければならないと強調し、以下のように続けた。
「前半は良いプレーが出来なかった。ファーストボールとセカンドボールの面でいつも遅れていた。彼ら(ウルブス)は自信を持って前進してきた。後半はチャンスも多くあり、少し遅かったかもしれないが2点目を決めるチャンスもあった。我々が期待していたアクションであり、前半それが出来なかったのは残念だ。明らかに改善しなければならない」
「(元イングランド代表MFファビアン・)デルフを投入し、システムを変えた。後半は少しバランスが崩れたが、ファーストボールとセカンドボールを拾い続けていたので、システムの問題では無かった。キャラクターの問題であり、戦術の問題では無い」
また、10節までを消化した今シーズンについても言及している。
「シーズンのスタートは非常に良かったし、ポジティブなものを多く見ることが出来た。我々は十分に強いところを確認しようとしているが、違いを生み出せる選手を(負傷などで)欠いている。少なくとも後半は、前半よりも良いキャラクターを見られた。90分間何をしていたか見ていかなければならない」
エヴァートンは次節、ホームでトッテナムと対戦する。