ニューカッスル、エメリ監督の引き抜きに本腰…6日のブライトン戦前に就任か

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2021年11月02日 20:38  サッカーキング

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エメリ氏のニューカッスル行きが現実味を帯びる [写真]=Getty Images
ニューカッスルは、ビジャレアルを率いるウナイ・エメリ監督の引き抜きに動き始めたようだ。2日、イギリス紙『テレグラフ』などが一斉に報じた。

 ニューカッスルは先日、サウジアラビアの政府系ファンドなどからなるグループによって買収が成立し、新たな経営体制が発足。しかし、ピッチ上では結果が出ておらず、先月20日にスティーヴ・ブルース監督を解任した後もプレミアリーグでは未勝利が続いている。

 現在はアシスタントコーチのグレアム・ジョーンズ氏がトップチームを率いており、ニューカッスルは正式な新監督の就任を急いでいる模様。元ボーンマスのエディ・ハウ氏らも候補に挙がるなか、実績十分のエメリ氏を引き抜こうとしているようだ。

 ビジャレアルとエメリ氏の現行契約は2023年6月30日まで。『テレグラフ』によると、ニューカッスルはビジャレアルに対し、600万ポンド(約9億円)の契約解除金を支払う必要があるようだ。すでに契約書の草案はエメリ氏のアドバイザーに提示されているようだが、エメリ氏はアーセナル時代と同額の700万ポンド(約11億円)に近い年俸を要求すると予想されており、交渉がスムーズに進むかは不透明だ。

 それでも、ニューカッスルは6日に行われるプレミアリーグ第11節ブライトン戦までに新体制を発足させたいと考えている模様。イギリス紙『タイムズ』のマーティン・ハーディ記者によると、今週中にも公式発表が行われる可能性があるようだ。

 現在49歳のエメリ氏は、これまでにバレンシアやセビージャ、パリ・サンジェルマン(PSG)、アーセナルなどを指揮。セビージャ時代には2014年から2016年にかけてヨーロッパリーグ(EL)3連覇を達成し、PSG時代には2017−18シーズンのリーグ・アンを制した。2020年夏からビジャレアルを率いており、昨季のELを制してクラブ史上初のメジャータイトルをもたらした。
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