チャンピオンズリーグ(CL)・グループH第4節が2日に行われ、ユヴェントス(イタリア)とゼニト(ロシア)が対戦した。
試合は開始から11分、ユヴェントスはCKからゴール前でマタイス・デ・リフトが競り合うと、そのこぼれ球にパウロ・ディバラが反応。左足で叩きつけるようなハーフボレーを放つと、シュートはゴールネットを揺らして先制点となった。
その後も試合の主導権を握り、アルバロ・モラタが追加点のチャンスを迎えたユヴェントスだったが、これを決めきれずにいると26分に不運が訪れる。ゼニトのビャチェスラフ・カラバエフが左からクロスを上げると、レオナルド・ボヌッチが頭で触ったボールがそのままゴールに吸い込まれ、思わぬ形でゲームは振り出しに戻った。
ゲームは同点で後半を迎えると、58分にユヴェントスに再び絶好のチャンス。フェデリコ・キエーザがエリア内でクラウジーニョに倒されるとPKを獲得する。これをディバラがしっかりと決め、ユヴェントスが再び勝ち越しに成功した。
さらに続く74分、左サイドでキエーザがボールを受けると、単独での仕掛けでマーカーを振り切り最後は左足でシュート。これがまたもゼニトゴールを破り、ユヴェントスがリードを2点に広げる。そして82分には、ディバラのラストパスを受けたモラタがチームの4得点目を決め、勝負を決定づけた。
90+2分にはサルダル・アズムンにゴールを許したものの、試合はそのまま終了しユヴェントスが快勝。無傷の4連勝となったユヴェントスが、決勝トーナメントへの進出を決めた。
【スコア】
ユヴェントス 4−2 ゼニト
【得点者】
1−0 11分 パウロ・ディバラ(ユヴェントス)
1−1 26分 レオナルド・ボヌッチ(オウンゴール/ゼニト)
2−1 58分 パウロ・ディバラ(PK/ユヴェントス)
3−1 74分 フェデリコ・キエーザ(ユヴェントス)
4−1 82分 アルバロ・モラタ(ユヴェントス)
4−2 90+2分 サルダル・アズムン(ユヴェントス)