チャンピオンズリーグ(CL)・グループE第4節が2日に行われ、ディナモ・キエフ(ウクライナ)とバルセロナ(スペイン)が対戦した。
バルセロナは4分、メンフィス・デパイが開始早々エリア内でビッグチャンスを迎えるが決めきることができない。
ディナモ・キエフは28分にカウンターを仕掛けると、最後はスルーパスを受けたミコラ・シャパレンコが左足を振りぬく。しかし惜しくも枠を捕えることができず、先制弾とはならなかった。
対するバルセロナは32分、ジョルディ・アルバのフリーキックに飛び込んだクレマン・ラングレがダイビングヘッド。しかしこれは惜しくもポストに嫌われる。42分には高いクロスボールにニコ・ゴンザレスがヘディングで合わせるがGKがファインセーブ。その後の混戦でもゴールに繋げることはできなかった。
なかなかビッグチャンスを迎えられなかったバルセロナだが、63分にアンス・ファティがエリア内で倒されてPKのホイッスル。しかしVARの介入の結果PKは取り消され、得点のチャンスとはならなかった。
それでもバルセロナは70分、ミンゲサのクロスは相手DFに当たってコースが変わると、最後は待ち構えていたアンス・ファティがボレーシュート。ゴール上方に突き刺して均衡した試合の先制ゴールを挙げた。アンス・ファティは10月31日に19歳の誕生日を迎えており、2日遅れのバースデーゴールとなった。
82分、ディナモ・キエフは相手のパスミスを突いてカウンターを仕掛ける。最後はビクトル・ツィガンコフが左足でコースを狙ったシュートを放つが、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが片手でセーブしバルセロナは難を逃れた。
試合はそのまま終了し、数少ないチャンスを物にしたアウェイのバルセロナが1−0で辛勝。2位に浮上し、グループステージ突破に近づいた。
【スコア】
ディナモ・キエフ 0−1 バルセロナ
【得点者】
0−1 70分 アンス・ファティ(バルセロナ)